2019年のルール変更で救済方法が変更になりました。
具体的にボールがカート道路上にあった時の救済方法を解説します。
カート道からの救済方法
- ニアレストポイントを決める
そこで使おうと選定していたクラブで、通常通りにアドレスを取り、ボールの位置を決めます。
上の図の場合、左右のAとBポイントにティーを差し2カ所のポイントを設定します。
元の球の位置に近い方がニアレストポイントになります。
この場合Aのポイントがニアレストポイントです。 - 救済エリアを決める
ニアレストポイントが決まったら、球のドロップする救済エリアを決めます。
ピンに近づかないで、ワンクラブレングス(一番長いクラブを使用)の位置に2カ所、ティーでマークします。
上の図の場合、90°のドロップエリアになります。 - ドロップが有効な場合
救済エリア内に、ドロップし救済エリア内の球が止まらないといけません。
救済エリア内に球が止まった場合は、有効となりインプレーの球になり、再ドロップ出来ません。
止まった場所が、ライが悪かったり、ディボットでもインプレーになりますので、出来るだけライの良い場所を選んでドロップしましょう。 - ドロップが無効で再ドロップの場合
ドロップした球が再度カート道路の方向に転がってしまい、救済にならない場合。
元の球の場所より、ピンに近くなった場合。
止まった場所が、救済エリアの外に転がった場合は、再ドロップです。
再ドロップは一度だけです。再ドロップも救済エリアの外に転がりそうな場合は、
再ドロップする際に、球の着地ポイントを良く確認して、ティーでマークしましょう。 - 再ドロップが無効の場合
2度目のドロップも救済エリアの外に止まった場合は、
再ドロップの球が着地した場所がインプレーの球の位置になりますので、着地した場所にプレースします。
プレースしても止まらない場合は、ホールに近づかずに、ハザード以外の所で球が止まる最も近い箇所に、その球をプレースします。
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