ルール変更で距離測定器が使えそうです

ゴルフ規則は通常 4 年に一度のサイクルで改訂されます。
次回の改定は2019年1月1日です。
現在、2019年に改正される内容が公開されて、2018年までフィードバック期間を設けて協議検討して修正されていきます。
その中で距離の計測器の使用が認められそうです。

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提案された規則変更点の解説

4.3 距離計測機器の使用

  • 現在の規則:規則 14.3b、付属規則Ⅰ(A).7、付属規則Ⅳ.5 が距離計測機器を扱っています。
     規則そのものは、ラウンド中に距離を計測するために距離計測機器の使用を禁止しています。
     委員会は距離計測機器の使用を許すローカルルールを採用することができます。
  • 提案された規則:規則の現在の設定と逆になります。
    新規則 4.3 は距離を計測するためにプレーヤーに距離計測機器の使用を許します。
     しかし、委員会は距離計測機器の使用を禁止するローカルルールを採用することができます。

現在の規則

ローカルルールで許可されていない限りは、使用は出来ません。
ローカルルールで許可されていれば、使用出来ますが、条件があります。
距離の測定のみです。
傾斜や勾配、風の向きや強さの測定できるものは、使用出来ません。
傾斜や勾配の測定機能を停止しても、使用出来ません。
測定できる機種は、使用不可ということです。
レーザー型だけでなく、GPS型やスマートフォンのアプリでも同じ条件です。

現在使用されているヤーデージブックもレーザー距離測定器で計測した物です。
公に公表されている距離のデーターは、不正にも援助にも当たらないということです。
「ヤーデージブックは見てもOKなのに、スコープはダメっておかしいでしょ」ということでしょうか。
どちらも条件は一緒ということになりそうです。

購入するならレーザー型距離測定器がお勧め

ゴルフスタイルにもよりますが、GPSタイプよりもレーザー型のスコープタイプで、距離の測定機能だけ付いた機種をお勧めします。
GPSタイプも腕時計型や携帯型が出ていますが、コースの設定や2グリーンの設定等、設定しないといけない上に精度がレーザースコープに敵いません。
1~20,000円程度の予算なら、レーザーの直線距離測定タイプが購入できます。
ラウンドに持ち歩くので、コンパクトなのが一番です。
私が使用しているタイプは、ニコンの数年前に購入した、距離だけ測定タイプです。
まだその頃は、勾配が測定できませんでした。
ケースをベルトの背中に取り付けて、落とさないようにスコープとケースをストラップで縛ってあります。
300~500y先が測れても、そんなに飛ばないので意味がありません。
どんどん性能は上がって行くでしょうから、安いので十分です。
傾斜や勾配が測れる機種を買ってしまうと、現在も使用できませんが、将来規則で使用できるという保証はありません。

邪魔になる樹木やバンカーまでの距離やグリーンエッジやピンまでの距離が1/10yまで正確に測定間脳です。
私も試合以外でのラウンドはいつも携行するように、ゴルフバックに入れています。
練習ラウンドや自分のヤーデージブックに障害物までの距離を書き込んだり、正確なグリーンの大きさをチェックしてグリーンエッジまでの距離を測定しています。
シニアやプロの試合でも、ローカルルールで使用を許可する大会も増えてきました。
しかし、測定器は全て使用可能という訳にもいかず、機種を絞って許可をする傾向です。
GPSタイプやスマフォのアプリでは、すべての機能を把握してチェック出来ないでしょう。
レーザー式距離測定器はこれからますます増えて行くでしょう。

上達するならレーザー式距離測定器の使い方

  • バンカーや障害物までの距離を把握する。
    自分の正確な飛距離が把握できるため、正確なマネジメントが組み立てられるようになります。
  • 正確な自分の飛距離を把握する
    ドライバーからアイアンまで、ボールの到達地点から振り返って測定します。
    実際に自分の各クラブの番手の飛距離を正確に把握することが出来ます。
  • 目測と実測の差を練習する
    最初は目測でピンまでの距離を想像してから、測定器で計測します。
    実際の距離の差を練習しながら制度を上げて行きます。
付属規則Ⅳ 5 機器と他の携帯品距離計測器(規則14-3)

委員会がその使用を認めるローカルルールを制定している場合を除き、正規のラウンド中に距離計測器を使用することは認められない(規則14-3注および付属規則Ⅰ(A)7項参照)。
そのローカルルールが制定されている場合であっても、その機器を規則14-3によって禁止されている目的で使用してはならない。
このローカルルールの違反となるのは次のものを含むが、これらに限定されない。
●勾配を計測したり、測定する。
●プレーに影響するかもしれないその他の条件(例えば、風速、風向)を計測したり、測定する。
●ストロークをしたりプレーする上で、プレーヤーの援助となるかもしれない推奨事項を提示する(例えば、クラブ選択、プレーするショットのタイプ、パッティンググリーンの読み、あるいはその他のアドバイス関連事項)。
●ショットの距離に影響を与える標高変化やその他の条件に基づく2点間の実効距離を計算する。
スマートフォンやPDAのような多機能機器は距離計測器として使用することができる。
ただし、そうした機器をその使用が規則14-3に違反することになる他の条件を計測または測定するために使用してはならない。

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