真冬のクラブセッティング

先日のゴルフで、「ナイスショット」「凄いね」「安定してるね」などと褒められたドライバーショット。

ドライバーショットを14回打つ内、フェアーウエイキープが10回、チョイラフが3回。
木に当たったミスショットが1回です。

一緒のプレイした人から、「ドライバーショットを打ち分けているのですか」と質問をもらいました。
ドローを打ったりフェードを打ったり。低い球もあれば高弾道の球もあります。
「ほんと飛びますね!」などとお褒めの言葉もいただき、うれしくなります。

その秘密は、クラブセッティングにありました。

11月の後半から寒くなり、球が飛ばなくなります。
風もそこそこ吹いてくると、風とけんかするか、仲良くするかが難しくなってきます。
そこで、ドライバーのセッティングを替えたのです。
今までの、9.5度プラス1段階から、2段階ロフトを上げました。
ロフトを上げた分、重心を前に出してスピン量を減らしました。
テーラーメイドM1のロフトの段階は、0.7度なので、プラス1.4度です。
合計10.9度の約11度のロフトになります。

冬は飛ばない!

冬のゴルフは飛びません。
普通に1クラブ飛距離が落ちます。
飛ばないので力も入ります。
そこで、一生懸命打たなくても良いようにクラブのロフトを上げたのです。
風が強くなるので、スピン量を減らしました。
アゲンストの風に対しては、しっかり打つとスピンが多くなり飛びません。
そこでロフトを上げて、スピン量を減らしたのです。
一生懸命に打たなくても楽にボールが上がってくれます。
しかも吹き上がるような弾道ではありません。

打ち分けの秘密は!

そんなに大それたテクニックを使っている訳ではありません。
その秘密は、クラブの握り方とスイングの強度です。
アゲンストの向かい風の時は、低スピンになるように、スンイング速度を1段階落とします。
強いインパクトにならないように、ポーンと打つ感じです。
低い弾道になるように、クラブを短く持ちます。
クラブを短く持つと、シャフトが硬くなり走らなくなります。
よって高弾道やドローの球は出ません。

逆にフォローの追い風の時は高弾道で打って行きます。
といっても打ち方は変えません。
少しクラブを長く持つとシャフトがしなるので、ヘッドが走ります。
球位置やスイングを替えることなく、高弾道のチョイドローが打てるのです。

たったクラブの持つ長さを替えるだけで、弾道の高低や右や左のコントロールが出来るようになるのです。
ただ、毎回違ったスイングをしているうちは、ナイスショットとミスショットの判断が難しいので、スイングを安定させることが重要になります。
しかしどんな初心者であっても、クラブを短く持ったら、上がらないし右には行かずにフェードボールになるということを覚えておきましょう。

しかしM1は、面白いクラブですね。
クラブのセッティングによって、全然別物のクラブに変わります。
次は460M1が打ってみたいですね。

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