夏場のラフの芝が元気になってきました。皆さん夏場のラフってどうやって対処していますか。
一口に夏場のラフっていても状況判断によって色々です。基本的な対処法を考えてみましょう。
夏場の試合はラフか長くなって、寄せワンが取れなくなるので難しくなります。
技術もマネジメントも必要になってきます。
深いラフの対処法
1.ボールの下をクラブが振り抜けるか判断する。
ラフに入っても打ちたい番手でクラブ選択をしている人も多いかと思います。一番の選択基準は、クラブが抜けるかどうかです。
特に夏の芝はチョット短めに刈ってあっても、芝が太くて元気なので芝に食われてしまって、クラブがかぶってしまいます。
この写真の状況では、ロングアイアンは無理でしょう。ラフで素振りをしてみて、クラブの抜け具合や芝の絡みつく度合いを調べます。
もう少しラフが長くて、非力な女性ゴルファーなら、PWや9Iが妥当でしょう。
2.前に飛ばすことを諦めよう。
前に飛ばそうと思うと芝に負けないようについ力が入って、手打ちになります。
手打ちになるとクラブが芝に負けやすくなる為、クラブがかえってしまい、ひっかけのチーピンみたいなボールが出たり、プッシュアウトのような右に出ることもあります。
ラフから打ったボールがOBでは最悪。木の下や又深いラフでは、ボギーも難しくなってしまいます。
ラフに入ったらとにかく上に飛ばすことを考えましょう。そして次の一打をフェアーウエイから打つことだけに集中しましょう。
ヘッドスピードのある方はフライヤーの危険性が出てきますが、前にフライヤーさせるのではなく、上にフライヤーをさせることで、飛距離のばらつきを抑えることが出来ます。
3.夏場のラフは、ペナルティーと思って、0.5打を払うつもりでプレーしよう。
ラフを伸ばしてあるゴルフ場は、グリーン周りでも、ボールが埋まってしまうくらい伸びています。
バンカーに入ったら一打罰。ラフに入ったら0.5打罰。と思って戦略を立てましょう。
グリーンのカラーの近くからでも、寄せられません。ころがしのアプローチはできません。ロブショットで寄せるしかなくなります。
無理してグリーンを狙わない。外しても花道、グリーン手前というマネジメントが必要です。
4.クラブは短く握る
シャフトがカーボンであれスチールであれ、ラフでのショットは芝との戦いです。シャフトはクラブを短く握るほど硬くなり、芝に負けなくなります。
シャフトがしなったり、跳ねたりしたのでは、ボールがどの方向に飛ぶのか解りません。
5.ボディーターンで振り切る
手打ちでは芝には勝てません。脇を締めて、コンパクトに脇が開かないようにしっかり腰と肩を回しましょう。
フェイスを返すような手の動きは厳禁です。力んでの大振りは危険です。
6.ハンドファーストのイメージは捨てよう。
ハンドファーストで打つイメージを捨てて、いつもよりボールは左側。
7.フェイスを少し開いて打つ
上級者用ですが、さらにラフが長くなってくると、フェイスを少し開いて打つことも必要になります。
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