SW攻略法(その8)冬のアプローチ

SW攻略法(その8)冬のアプローチ

いよいよ冬になりました。
地域によって違いますが、ゴルフ納めはいつですか。
もう12月になると芝がすっかり枯れてしまい、3月頃まではいつもと違うゴルフをしなければいけません。
厚着もするし、飛ばないし、芝も無いゴルフ場。下手をすればグリーンは凍っている!。
そんな冬のゴルフで、なぜSWなのかというと、SWを良く知るということが大事なのです。
SWをよく理解して、攻略していくことは、使いこなす事ばかりではありません。
SWをよく理解しているからこそ、「使わない」選択肢が生まれるのです。
SWを使いこなせるから、アプローチは何処からでもSW。
夏でも冬でもSW。ではゴルフは上手くなりません。
パターやSWを使う打ち方で、AWやPWを使用してミスをする確率の一番少ない選択をすることが大事です。

SWを理解する

自分が使用しているSWを理解しましょう。
ロフトは何度ですか?。バンスは大きいですか小さいですか?。
刺さりやすいですか?。跳ねやすいですか?。
冬の枯れた芝は、朝方は湿っていてベチャとしています。
芝の無いのと同じような状態です。
ボールは浮かないし、バグランドと同じ状態といっていいでしょう。
では、芝の下の土の状態はどうでしょうか?

朝のうちは、霜で湿った芝は、土が柔らかく、SWが刺さりやすくなります。
ザックリが出やすくなるのです。
SWがいつも上からコンタクトできるプロなら良いですが、アベレージゴルファーには、ミスが出やすいのです。

表面は普通の芝でも、素振りをしたら、「芝の下の土が凍っていた」なんてことはよくあります。
逆に昼間は、風で乾燥してきてフェアーウエイやグリーンもカチカチに硬いこともあります。
ベアグランドのアプローチと同じようになります。
バンス角の大きめのSWを使うと、バンスが土に当たって跳ねてしまいます。
トップが出てホームランなんてことが起こるのです。
素振りの時点で、芝の下が硬いのか柔らかいのか確認する必要があるのです。

アプローチの基本はSWでなく、まず転がし

ゴルフが上達するためには、SWを攻略しないといけません。
しかし、アプローチを攻略するには、SWではなく、まず転がしから考えないといけません。
冬の芝の元気の無い薄い芝は、パターで十分なのです。
パターの転がす打ち方で、パター、9I、PW、AWと考えて行きましょう。

SWだけでなく、冬のゴルフは実力が試されます。
いつもと同じマネジメントが効かないからです。
芝でボールは浮かず、ボールをきっちり上からインパクト出来ないとダフリやトップが多発します。
基本からスイングを作り直せる季節でもあるので、アオリ打ちや手打ちの方はこの機会に修正しましょう。
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