枯れ芝の沈んだボールのアプローチ

ゴルフ場の芝もだいぶ枯れてきました。
夏の元気な芝と違って、芝が枯れてくるとボールが沈んでしまいます。
浮いているボールは打ちやすいのですが、芝の長さがあって沈んでいるボールは、どの位クラブの抜けが悪いか判断できません。
桃子プロに教えてもらいましょう。

枯れ芝の沈んだボールのアプローチ

芝は長いし、沈んでいるし、クラブフェイスにまとわり付きそうです。
特にグリーンの周りは、グリーンの上り下りで芝が踏まれて、順目と逆目が強く現れます。

いざ、打ってみたら逆目だった!。クラブが突っかかってチョロった。なんてことないですか。
一番大事なことは、同じようなライからの素振りです。
桃子プロも強調しているように、違うライでの素振りでは、素振りの意味が無いのです。
よく、ボールの手前で芝のライを確認しないで、素振りをする人を見かけます。
ライの確認や芝の抜け具合が確認できない素振りをしていたのでは、距離感が合うわけありません。

アプローチに限ったことではありません。
夏場の元気なラフでも同じことです。
ボールの沈んだ深さまで、しっかり芝を取って同じ状況で素振りで確認して、クラブの抜け具合を確認しましょう。
その結果によっては、クラブを変える選択肢も出てきます。

打ち方のテクニックよりも重要なのは、同じライでの「本当の素振り」を行う事です。
違うライでの素振りや、空中での素振りは、意味が無いことを知っておきましょう。

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