ケース1 自分のボールで判別できない
テーショットを林に打ち込んでロストの可能性があるので、暫定球を打ったが、同じ箱の新しいボールを使用したため、同じブランドの同じ番号であった。
暫定球も同じ区域の林の中に打ち込んで、探したところ二つともボールは見つかったが、どちらが暫定球であるか判断できない。
どちらかのボールを選んで暫定球として、もう一つのボールは紛失球として放棄しなければなりません。
暫定球から4打目としてプレーします。
よくカートに新しいボールを1スリーブ持ち込んでいるプレーヤーを目にします。
そういう人に限って、認識マークを入れている人はいないでしょう。
せっかくの暫定球が、紛失球となってしまうので、注意しましょう。
ケース2 同伴プレーヤーのボールと判断できない
ティーショットが同じ場所で、同伴プレーヤと同じボールを使用していて、番号も同じだった。
どちらが自分のボールだか確認できない。
両者とも紛失球となり、テーショットを打ち直し、3打目となります。
自分のボールと確認できないと紛失球となるので、自分のボールに認識マークを付けましょう。
又、スタート前に同伴者同士でボールの確認を必ずしましょう。
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規則裁定:27/10 プレーヤー両人とも、どちらが自分の球であるか確認できない
質問:プレーヤーAとBがティーショットをほぼ同じ区域に入れたが、球は両方とも見つかったもののAとBは同じブランドの同じ番号の球を使っていて、しかも自分の球に識別の印をつけていなかったので、2人ともどちらがAの球でどちらがBの球か区別できなかった。この場合、どのように裁定すべきか。
回答:プレーヤー両人とも自分の球を確認できなかったので、両球とも紛失球となる……定義33「紛失球」参照。
本件は、プレーヤーが自分の球に識別の印をつけておくことがいかに得策であるかをよく示している……規則6-5と規則12-2参照。
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