ゴルフクラブの名前って覚えにくいし、各クラブの呼び方ってどうなっているのか、まとめてみました。
何でスプーンて言うの?クラブの名称(呼び方)
ウッド:wooden club「木製」(ヘッドが木製のクラブ、一番から五番)
1w:8°~13°(ドライバー)「運転手、ねじ回し、パソコン用語のドライバー」がある。原義は「追う」で「運ぶ、打ち込む」が共通の意味。
2w:13~14°(ブラッシー)3w+と表現しているメーカーもあり。「ブッラシー(Brashie)」は、当時の2番ウッドにはウッドが傷つきやすいのでソールに真鍮版(brass)が付いていたのが語源。
3w:15~16°(スプーン)「スプーン」は当時の3番ウッドが極端な凹面フェースになっていてスプーンに似ていたから。
4w:16~17°(バフィー)「バフィ」は、スコットランド語で芝生を擦るように打つという意味の“sclaff”に「平手打ち」の意味があり、その英語“buff”が変化したもの。「地面をたたく、打つ」の擬音語より。
5w:18~19°(クリーク)「クリーク」は最初にできた鉄製のクラブが、鍵をかける際の音を表す“click”に似た音を発することからついた。元来、クリークはロフトの立ったロングアイアンの名称だったが、使いこなせないゴルファーが多かったため、より打ちやすい木製のクリークが登場し、鉄製のクラブにとって代わった。
7w:20~21°(7番ウッド)
9w:22~24°(9番ウッド)
11w:25~27°(11番ウッド)
6番、8番、10番ウッドは無い、聞かない。
ユーティリティー:「ハイブリッド」「レスキュー」とも言う。
ウッドとアイアンの両方の中間的な特性を持つクラブ。ヘッドの形状によって、ウッドに近い物がウッド型UT、アイアンに近い物はアイアン型UTと呼ばれている。
一般的にはロフトの度数で表記するが、アイアン型UTなどはアイアンのロフトの番手を表記して「3U、4U」などと表示している物も有ります。
アイアン:アイロン(鉄製のクラブ)から来ている
1番アイアン (ドライビングアイアン)
2番アイアン (ミッドアイアン)
3番アイアン (ミッドマッシー)
4番アイアン (マッシーアイアン)
5番アイアン (マッシー)
6番アイアン (スペードマッシー)
7番アイアン (マッシーニブリック)
8番アイアン (ピッチングニブリック)
9番アイアン (ニブリック)
「マッシー」は五番アイアンの別称。フランス語massue「こん棒」を表す「マシー」に由来するという説が一般的。形状がスマートだったので、洒落男を表す「マッシャー」が語源という説の2つの説がある。
「ニブリック」は九番アイアンの別称。スコットランド語の「つぶれた鼻」を意味する「ネブ・レイク」が語源で、形状が丸くて不細工だったため。
ロフトに付いては近年ストロングロフトと称して、ロフト角が小さくなる傾向があり、アイアンの番手表記ではロフトが判断できなくなって来た。
傾向は、プロや上級者用モデルは昔からのロフト(4I:24°~PW:48°程度)を継承しておりますが、一般ゴルファ用(5I:24°~PW:44°程度)に成るほどロフトが立ってきて、1~2番手も違う場合もあります。
ウエッジ:ウエッジは九番アイアンよりロフトの大きいショートアプローチ用クラブ。ヘッドが「くさび形」しているから。
PW ピッチング ウェッジ(44°~48°)
AW アプローチ ウェッジ(50~54°)PWとSWの中間のウエッジの呼び方。色々な呼び方がある。
ピッチングサンド(PS)ギャップウエッジ(GW)フェアウエイウエッジ(FW)11番アイアン(本間)とも呼ばれています。
SW サンド ウエッジ(56~58°)主にバンカー用に作られている。
LW ロブ ウェッジ(58°~以上)ロブショットが打ちやすいように、特にロフトの大きい物をSWと分けて呼ぶようになった。
パター:語源はスコットランド語putt「パットする」(put「置く」の方言的特殊用法)から。
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