エネルギーと集中力の使いどころを知ろう!

アマチュアゴルファーは、全てのクラブにおいて、得意とする訳ではありません。
上級者に成るほど、不得意なクラブは減ってくるのですが、どのクラブで勝負して、どのクラブで勝負しないかを考えてみましょう。

ゴルファーは、人それぞれ得意なクラブと不得意なクラブがあります。
また、上達度によっても不得意と言われるレベルに差があるでしょう。

エネルギーと集中力の使いどころを知ろう!

どこで頑張るか!。頑張らないか!

ゴルフは、上級者に成るほど頑張らないスポーツだと思います。
初心者程、過酷で体力を消耗して、ヘトヘトになり、精神面でも追い込まれてしまいます。
なので、初心者の方とプレイする上級者の方は、気を使って負担を減らしてあげるようにしましょうね。
上級者に成るほどスコアが良いので、ストロークで球を打つ数も、素振りをする回数も、考える時間も違います。
歩く距離や歩数も違います。
スコア80前後の人と、120前後の人では、歩く距離も素振りの回数も倍以上違うでしょうね。
初心者の人ほど素振りをするので、2~3回しても、スコアと合わせると400~500回クラブを振っていることになります。
普段からその位真剣に素振りをすれば、上手くなるのでしょうが・・。
全てのショットにエネルギーを注いで、100%を求めて頑張るので、体力的にも、精神的にも、持たなくなってしまうのです。

プロゴルファーは、試合が3~4日間続けてラウンドしないといけません。
もちろん、全て毎日真剣にプレイするのですが、真剣にプレイをすることと、全力でエネルギーや集中力を高めてプレイすることとは違うのです。
勿論、予選を通過しないといけませんが、集中力は4日間も持ちません。
集中するところと、全神経を集中しなくて良いところと、使い分けているのです。
決していい加減にプレイするというわけではありません。
100点のショットを狙うか、70~80点のショットで良しとするかです。

自分の長所と短所を知ろう!

初心者の方でも自分的には、得意とするクラブが有るはずです。
自分は、飛距離が出る。
アプローチに自信がある。
パターが得意だ。
得意なクラブで集中しましょう!。
不得意なクラブは、集中と緊張が入り混じって解らなくなってしまいます。

飛距離が他の人よりも飛ぶのに、スコアに結びつかない人。
同じコースでプレイをする限り、他の人よりも飛距離が出るということは、凄く有利な条件なのです。
セカンドショットを、他の人よりも短いクラブで打てるのです。
飛距離が出れば、ドライバーの苦手な人はドライバーを使わなくても、同じ飛距離が打てるのです。

アプローチの得意な人は、セカンドショットやサードショットで、無理にピンを狙わなくても、グリーン周りに行っていればいいのです。
ギリギリのクラブで、ピンをデッドに狙わなくても、100点のショットでなくても良いのです。
グリーン周りに行けば良いと思うと、クラブ選びも楽になります。
バンカーやグリーンの奥を避ければよくなるので、20~30%のミスショットは想定内になります。
楽にセカンドショットを打った後で、アプローチで集中しましょう。
得意でないクラブで、頑張ろうとするから、ミスが出るのです。
得意なクラブだけで、頑張ればいいのです。

昔、ある先輩に言われたことがあります。
「〇〇さんは、ティーショットに、エネルギーを使いすぎだよ」と言われました。
だから、スコアがまとまらない。
「スコアをまとめるには、カップに近づく程、集中力を高めていくものだ」と。
だから、カップに近づく程ミスが多くなり、ボギーやダボが無くならないのだと。
ゴルフなんて、ショットは、あの辺、この辺で良いんだということ。
カップに近づけて入れる時に、集中すればスコアがまとまるのだと。

医学的には集中力は、一旦切れると20分は戻ってこないそうです。
どうやって集中力を維持して、高めて行けるのかのトレーニングが必要なのですね。
体力も集中力も、エネルギーが切れてしまったら、スコアはまとまりません。
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