インテンショナルショットの打ち方
ボールを意図的に曲げて打つインテンショナルショットの打ち方を練習しましょう。
タイガーウッズやミケルソンのように、ギャラリーが思わず叫んでしまう様な曲芸的なボールを打つ必要はありません。
最初から大きく曲がるボールを打とうとして、スイングを壊してしまったり、力が入って力んでしまうスイングになってしまっても、意味がありません。
意図的に曲げて打つわけですから、コントロールされた、許容範囲に収まる打ち方が重要なのです。
インテンショナルショットを打てるけど、成功率30%では、イチかバチかの50%以下になってしまいます。
1.打ち方を変えない何時ものスイング
インテンショナルショットを打つのに必要な事。
それは特別なことをしない、いつものスイングが出来るかどうかです。
いつもと違うスイングをしようとするから、ミスが出るのです。
2.ボールの位置で球筋が変わる
いつものボールの位置からボール2~3分ボールの位置をずらして打ってみましょう。
アドレスはいつもの通り真っ直ぐ構えて、フェイスの向きも真っ直ぐ構え、ボールの位置だけ変化させます。
どの位までボールの位置をずらしたら、どんな球筋になるか経験してください。
人それぞれスイングが違う為、出る球筋は違ってきますが、球筋が変化すればいいのです。
スライサーの人がスライスが出なくなった。・・・十分OKです。
ドローの人がストレートボールになった。又は軽いフェードになった。
とにかく変化すればOKなのです。5I~9Iまで色々試してください。
ロングアイアンはフェード系。ショートアイアンはドロー系のボールが打ちやすくなります。
ボールの位置を左に置くとフェード
ボールを左に置く程、ボールはつかまりにくくなりフェードボールが打てます。
フェイスはいくらか自然に開くので、高い弾道の球が出てその分飛距離は落ちます。
グリーン上に落ちたボールは右方向に転がりますが、スピンであまり転がりません。
ボールの位置を右に置くとドロー
ボールを右に置く程、ボールはつかまりやすくなりドローボールになります。
又はドローが出ない人、フェードヒッターの人でもスライスが出にくくなります。
フェイスが閉じているので、低い弾道のボールになります。
左回転の順回転のボールになる為、グリーンに落ちたボールは左方向に転がり、中々止まりません。
ロングアイアンだと転がってグリーンオーバーも有ります。
3.球筋が変わったらコントロールしよう
球筋が変わって変化することが解ってきたら、どの番手でボールの位置がどこでどんなボールが出るのか。
色々試してみて、たくさん経験してください。
インテンショナルな曲げられるボールが打てる様になったら、曲がる分だけアドレスを左右に変えればいいのです。
ここでの大事なことは、コントロールすること。
- 絶対にミスショットをしない。
- 絶対に左(右)に打ちたくない。スライス(チーピン)を打ちたくない。
- 低い球(高い球)を打ちたい
- 止まる球(ランが出る球)を打ちたい。
コントロールが出来るようになったら、もう少し高度に曲げる方法を練習しましょう。
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