飛ばし屋のプロはなぜ跳ねるのか?


レキシー・トンプソン

飛ばし屋のプロはなぜ跳ねるのか?

意識的に跳ねているわけではありません。
重たいハンマーを振り回そうと思ったら、腕の力では振れません。
まずは、左に重心を移動させて、腰を思いっきり左に切っていきます。
そのあとで重たいハンマーは、回転を始めて勢いがつくのです。

この動作をスイングに当てあはめると、右足にしっかり重心を移動して、上半身をしっかり捻転させることが重要です。
なぜなら、右にしっかり捻転することで、腰からの始動が出来るのです。
下半身から回転させることで、上からぶら下がったロープを引っ張る動きになります。
その結果、前傾をキープするどころか、上体が沈み込むようなイメージになります。

トップの状態から、下半身リードでクラブを引っ張り下げる動きは、腕の力で引っ張るわけではありません。
腰を速く回転するために、左に重心移動しながら速く腰を切る為には、右足の踏み込みが重要になります。
踏み込む力が強ければ強いほど、速く回転出来るので、クラブを引っ張り下げる力が強くなるのです。

いくら速く回転しようと思って腰を切っても、踏ん張る対象物が無いと力が入りません。
この時に地面との反発を使うのです。
地面に対する反発のエネルギーが強ければ強いほど、クラブを振るエネルギーは強くなります。
この時のクラブの動きは、縦に近いほど地面とのエネルギーの相対関係が働きます。


ジャスティン・トーマス

重要なポイント
  • 下半身からリードするために、しっかり捻転する。
    加速するインパクトをする為には、大きなトップは必要ありません。
    しっかり上体の捻転が出来ていれば、腕は胸の前です。
    自然と小さなトップが出来上がります。
  • 速く腰を回転させるために、腰を切るのと同時に足を使う。
    この練習をするために、ゴルフシューズの右足の鋲を外しました。
  • 腕は振るのではなく、腰から引っ張られて下に引くイメージです。
    下に引っ張るので、やや上体が沈み込むような感覚で、自然に前傾がキープされます。
    前傾がキープされればされる程、クラブは縦振りになります。
  • 回転の原動力を地面との反発のエネルギーを使っているので、自然と足が伸び上がったようになるのです。
    本人たちは、意識して伸び上がったり、ジャンプしているわけではないのです。


バッバ・ワトソン

注意しなければいけないのは、アマチュアゴルファーの悪い動きとして、大きなトップから速くリリースするあまりに、反動で前景姿勢が伸びあがり、下半身も伸び上がってしまう動きです。
これではトップかダフリしか出ません。

よくゴルフのスイングで、インパクトからフォローにかけて、クラブと頭が相反する動きをすることが大事と言われます。
この運動の法則が横振りでは、大きな反発のエネルギーが得られないので、地面を使った縦の方向に利用しているのです。
かなりレベルの高い話になりますが、少しずつ練習していけば、誰でも飛距離は伸ばせます。
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