振れない原因は脳の洗脳?

クラブを変えた時は、飛距離が伸びていたのに、いつの間にか元に戻ってしまう。
飛ぶドライバーを買ったのに、いつの間にか元の飛距離と同じになった。

皆さんこんな経験はありませんか?

私も年齢を重ねるうちに、体力と飛距離が落ちてきます。
今、クラブのスペックを大幅に見直しています。
重たいクラブから、軽いクラブに替えているのです。

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軽くするだけで、飛距離が伸びる?

ウエッジの50°と56°をダイナミックゴールド(s200)からN.S.PRO950GHに変えました。
1本当たり約30gの軽量化です。
これだけで、約10yは飛距離が伸びています。
同じように打っても、飛距離が違う。
今までの自分の体に染みついた、距離感の定規をリセットして、新しい定規に更新しないといけません。

ここで注意しないといけない点は、自分の脳が限界点を決めてしまうことです。
ウエッジはフルショットするクラブではない。
30gも軽くなったクラブの振り方を知らないのです。
大体フルショットでこの位と決めてしまっているのです。
なので、振る速度と回転速度はこの位と、脳が体に指令を出します。
よって、クラブの重量や性能が良くなっても、あまり変わらないことになります。

脳と体をリセットする。

アイアンの買い替えも行いました。
ダイナミックゴールドから、カーボンのSです。
5番アイアンで56gも軽量化されました。
振りやすいし、ミスにも強い。
飛距離も出るでしょう。
でも、それではいけないのです。
今のスイングは、ダイナミックゴールドで長年かけてつくられたスイングだからです。
軽量化されたクラブで、どの位早く振れるのか、回転できるのか、脳と体が知らないのです。

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限界点の練習

子供たちにゴルフを教える時は、とにかく振ること、オモイッキリ満振りすることを教えるそうです。
スイング修正は後からでも出来ますが、振る能力は修正が出来なくなってしまうからです。

短距離の陸上選手は、下り坂で全力疾走をして、足を早く動かすトレーニングをするそうです。
脳と体が、足を早く動かすことになれていないからです。

切替変速機の付いた自転車で、スピードを上げて、ギヤを一番軽くすると、足の回転が追いつきません。
しかし練習をすれば、タイミングよくこぐこともできるでしょう。

長年の刷り込みを脳から解放してやる為に。
新しいクラブで、満振りの練習をします。
自分の限界だと思っていた速さよりもっと早く回転し、満振りします。
軽くなると手打ちになりやすいので、注意しながら、早く回転する練習をします。
どこに飛んで行こうが関係ありません。
体と脳にこんなに早く回転出来て、こんなに早く振れるのだということを教えるのです。
すぐには効果は出ませんが、徐々に効果は出てきます。
今までの回転速度が100%だとしたら、脳からの指令は100%のままです。
120%以上の能力を発揮できる条件が揃っているのに、クラブが進化しても体が進化しないのです。
若い子供たちは、進化したクラブで、最初から対応してゴルフを覚えてきます。
カーボンシャフトが無い時代からゴルフを覚え。
重たいクラブの振り方しか知らないで、ゴルフを覚えてきた人たちは、脳の洗脳を解いてやる必要があります。
ヘッドスピードが遅いと悩んでいる人は、洗脳されているのかもしれません。
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