春の強風、桜の季節は河川敷など、恐ろしいほどの風が吹きます。
グリーン上でパターをする時、ボールが動いてしまうケースが良くあります。
風と傾斜でボールが止まらないとか、急いで打たないとなんて考えちゃいますよね。
正式なルールを勉強しましょう。
正解:
グリーン上で、アドレスに入る前も入った後も、
風や地震等で自然に動いたものは、
止まった位置から無罰でプレー。
2012年のルール改正前は、アドレスに入った後は、プレーヤーが動かしたと見なされ、1打罰でした。
どこからアドレスに入ったのか、クラブが地面に触ったのかとか、やたらに難しい判断でした。
ボールが動いた場合の原因よって、対処が違うので注意しよう。
自分が原因:もとに戻す。1打罰
パターが触れてしまった。地面にソールしたらボールが動いてしまった。ごみを取ろうとしたら動いた。
他人、部外者、動物等が原因:もとに戻す。無罰。
同伴競技者のボール、風で飛んできた空き缶、ビニール袋、虫、カエル、トカゲ、カラス等
自然が原因:もとに戻さない。そのままの位置からプレー。無罰。
風、雨、地震等
動いたボールの処置を誤ると、誤所からのプレーで2打罰になるので注意してください。
- 戻さなくて良いのに無罰で戻してプレーした。2打罰。
- 戻さなければいけないのに、戻さずにプレーした。2打罰。
- 自分で動かして、戻さなければいけないのに、戻さずにプレー。2打罰。
(ボールを動かしたことのペナルティ (1打罰) と 誤所からのプレーによるペナルティ (2打罰) が、
ダブルで科され 3打罰になるのではなく、大きな方のペナルティである 2打罰だけが科されることになる。)
パターでつい触って、ちょっと動いたのに、知らないふりしてプレー続行したら、
後から同伴プレヤーに指摘されたなんて事が無いようにしましょうね。
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