ゴルフで「空振り」と「素振り」、決めるのは誰?
素振りは、ボールを打つ意思を待たずに行われるスイングの事です。
空振りは、「ストローク」する意思を持ってスイングすること。
しかし球に当たらずに空を切る事です。
「ストローク」の中断。
クラブヘッドがボールに届く前に、プレーヤーがダウンスイングを中断した場合は、「素振り」になります。
ゴルフの精神
- ゴルフは審判のいないスポーツです。
自分自身がレフリーでなければいけません。
ゴルフ規則の第1章はエチケットであり、最初に出てくるゴルフの精神では、このように書いてあります。 - ゴルフの精神
ゴルフはほとんどの場合レフェリーの立ち会いなしに行われる。
また、ゴルフゲームは、プレーヤーの一人ひとりが他のプレーヤーに対しても心くばりをし、ゴルフ規則を守ってプレーするというその誠実さに頼っている。
プレーヤーはみな、どのように競い合っているときでもそのようなことに関係なく、礼儀正しさとスポーツマンシップを常に示しながら洗練されたマナーで立ちふるまうべきである。
これこそが正に、ゴルフの精神なのである。 - ストロークを行う意思があったのか、無かったのかは、プレーヤー本人が一番解っていることであり、たとえ本人が言い張っても、誰も意義は申し立てないでしょう。
見ていないようで誰かが見ているかもしれません。 - たまに、カッコイイゴルファーに出会います。
「2度打ちしました」「空振りしました」とスコア申告で申し出る人がいます。
自分の一日のスコアを汚したくない。
いつもカッコよく居たい。
そんな思いがあるのかもしれません。 - ひどい話ですが、悪い評判を立てられてしまうゴルファーもいます。
卵を産んじゃう人とか球のライを直してしまう人。
「見ちゃったんだよ」って言われないようにしましょう。
一生言われます。 - ゴルファーの精神は寛大です。
ゴルフを始めたばかりの人。
スコアーもルールも良くわからない人。
一生懸命これからゴルフを覚えようとしている人や子供達に、厳しいルールを強要しても、つまらなくなってしまいます。
ゴルフの楽しさとマナーやエチケットを教えていきましょう。
まずは楽しくなければいけないと思います。
コンペの空振りも「練習・練習」とか「空振りです」もご愛嬌です。
130以上打ってしまう人には、楽しく帰ってもらいたいですね。
用語の定義 54 ストローク(Stroke)
「ストローク」とは球を打って動かすという意思を持って行われたクラブの前方への動きをいうが、クラブヘッドが球に届く前にプレーヤーがダウンスイングを自分の意思で途中で止めたときは、プレーヤーはストロークを行ったことにはならない。
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