昨日のニュースステーションで、イチロウ選手と稲葉元選手の会談で、イチロウ選手の言葉。
何気ない言葉の中に、イチローのすごく重要な発言ポイントが幾つかありました。
手の早い男はダメ!
「手が遅くなくてはいけない」バッターがスイングを始める時に、手から振りに行くとダメと言うこと。
ゴルフと同じで、まず腰、肩、腕の順番で、腕が一番最後ということ。
ピッチャーに胸を見せたらダメ。
バッターボックスに入って、構える時も、インパクト時も、ピッチャーに胸が向いてしまったら、ダメということです。
インパクト時に胸を開かずに、胸の正面でボールを捕らえなければいけない。
野球もゴルフも同じということです。
腰が引けてしまったり、胸が開いてしまうと、クラブヘッドが走らなくなりスライスボールになってしまいます。
腕はいつも胸の前です。
ヘッドがボールを追い越すまでは、胸はアドレスの正面で、打ち出し方向を向いてはいけません。
インパクトの後で、フォロースルーで腕と一緒に回っていきます。
ひざの力を抜かないと上半身の方や腕の力は抜けない。
これは私も初めて聞いた話。
イチローだから語れる話かもしれません。
ゴルフのアドレスは、重心を下半身に置き、ひざが動かないようにシッカリとした土台を作ることで、上半身や腕の力が抜けるものだと思っていました。
私もひざが動いてしまうので、それを克服するべく練習をしているのですが、ひざが動かないように力が入っています。
イチローに言われるように、ひざの力を抜くと、もっとリラックスして、肩と上半身全体の力が抜けるような感じです。
確かに野球の場合、時速150km/hで飛んでくるボールにタイミングを合わせて、ヒットを打たなければいけません。
いつでも筋肉の緊張を解いていないとスピードに反応出来ないのでしょう。
イチロー選手のように長年にわたって極めた選手だから出てくる、経験から導き出された言葉。重いです。
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