150y先のグリーンを狙う場合に、150yは7番アイアンと決めていませんか?。
150yはナイスショットの距離ですか?。
平均の飛距離ですか?。
ミスった時の最低の飛距離は?。
正確な自分の飛距離が判ってきたら、ミート率と平均の飛距離も判ってきます。
最大飛距離と平均の飛距離が判っていないと、グリーンを責めることはできません。
アイアンの名手になろう!(その3・距離感を磨こう)
例えば、グリーンセンターまで150yとします。
グリーンの手前に障害物が無ければ、ナイスショットが出てもグリーンセンター。
平均飛距離でもグリーンの手前です。7番アイアンを使用します。
グリーンの手前にバンカーなどある場合は、ナイスショットが出てもグリーン奥。
平均飛距離でもグリーンのセンター。6番アイアンを使用します。
グリーンの大きさと、グリーンの奥の場によっても違いますが、1番手~2番手使用クラブが変わってくるのです。
自分のマイボールを決めよう!
皆さん自分のいつも使用するボールを決めていますか?
使用するボールによって、飛距離も変わるって知っていますか。
ヘッドスピードによって、ボールの硬さが違うので、ボールのつぶれ具合が変わってくるんですね。
吹き上がってしまったり、つぶれすぎて飛ばなかったり。逆に硬すぎて飛距離が落ちてしまうなど。
スピン量によって、弾道の高さも違えば、落ちてからの転がる量も大きく違います。
同じ7番アイアンでも、15y前後飛距離が変わってしまうことを知っておきましょう。
練習場で使用しているボールは、飛ばないレンジボールなので、練習場の飛距離はあてになりません。
ディスタンス系のボールとスピン系のボールでは、グリーンに落ちてからの転がり具合が大きく違います。
自分のマイボールを決めて、飛距離とランの関係を把握しておきましょう。
キャリーした場所を確認する習慣を付けよう!
2019年からは、距離の測定器の使用がOKになります。
グリーンエッジまで何ヤードとか、バンカー越まで何ヤードとか。必ず計測をしましょう。。
何ヤードを打つのか明確にしたら、実際にキャリーで飛んだ距離とランで転がった距離を確認して行きます。
特にバンカーに入った時には、狙った距離と実際の距離の差を明確にして、なぜバンカーに入ったのかを確認しておきましょう。
風なのか、ショットが悪かったのか。空気が重かったのか。その積み重ねが経験値として蓄積されていくのです。
グリーンに乗ったら、ボールマークを直しながら、どの位転がったのか確認して行きます。
その日のグリーンのコンディションによって、転がりが毎日違ってきます。
この転がり具合が判っているかどうかで、簡単に5ストローク程度スコアが左右されてしまいます。
地面が硬いか柔らかいかで、飛距離が違う!
雨が降った後の柔らかいフェアーウエイで、ウエッジが刺さってしまい、思っていたより全然飛ばないなんてこと、経験ないですか?。
せっかくのナイスショットでも、フェアーウエイの硬さによって、ランや飛距離は変わるのです。
特にグリーン周りの花道などは、大きく変わることを覚えておきましょう。
150yを7番アイアンで打ったとします。
フェアウエイが硬いと、クラブヘッドが地面で跳ねてボールにインパクトする為に、飛距離が出るのです。
また、若干ショートしても、花道で跳ねて転がってグリーンに乗ってくれます。
フェアウエイが柔らかいと、クラブヘッドが地面に刺さって跳ねてくれないため、飛距離はいつもより落ちます。
またボールの落ちたところで止まってしまいます。
地面が雨などで柔らかくなっていると、ウエッジが地面に刺さる為にアプローチも難しくなります。
プロや上級者のように、ダウンブローでボールを直接インパクト出来る人はミスが少ないのですが。
練習場のゴムマットで、クラブのソールを滑らせて打っているようなアマチュア程、ミスが大きくなって現れます。
また、夏の季節と冬の乾いた季節でも飛距離とランの関係は違ってきます。
芝が枯れているのか、元気なのかなどというのも考慮する必要があります。
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