今日もボールのお話です。
最近のボルフボールの進化は、ドライバーの進化と共に目覚ましい物がありますよね。
大きく分けると、スピン系(止まる系)とディスタンス系(飛び系)。
両方の特徴を持った(中間系)など。
飛んで、曲がらない、良く止まるボールがあれば良いのですけど・・。
どこのメーカーも、そこを目指して日々開発しています。
飛ばない人ほど・・「スピン系ボール」が良い!
ボールの進化か?クラブの進化か?
今年の2018全米オープン・シネコックヒルズゴルフクラブ
2004年開催時は全長6996ヤードのパー70でした。
2018年開催時は全長7445ヤードのパー70です。
何と450yも距離が伸びているのです。
しかも飛び過ぎに規制を掛ける2008年の「高反発規制」を実施してもこんな状況なのです。
2004年大会では、丸山茂樹プロが最終順位で4位タイとなり、4大メジャーでのキャリアベストフィニッシュを飾った全米オープンとなっています。
ここで気になるのが、2004年開催時の距離(6996y)です。
その時は丸山茂樹プロ(日本人)でも通用していた?
日本のゴルフ場の平均距離は?
日本全国のゴルフ場の平均距離(ヤード)は、6703yだそうです。
ゴルフ場がどんどん閉鎖されているので、日々変わるでしょうが、6700yしかないのです。
それもバックティーの長さです。
ひと昔前に日本人が全米(PGA)で活躍したころは、日本のゴルフ場と距離が変わらなかったのですね。
1ホールの平均は?
全国平均のバックティーが6700yということは、レギュラーティーやフロントティーは、6000~6300程度です。
バックティー平均:372y
フロンティー平均:345y
単純に机上で考えると短くて簡単ですよね。
バックティープレイする人のドライバーの平均飛距離は240y程度でしょう。
試合に出ていてもコンスタントに250y以上飛ぶ人は少ないです。
フロントティーからプレイする人は、ドライバーの平均飛距離は220y程度でしょう。
問題は、ドライバーの飛距離ではなくて、セカンドショットの距離と使用クラブです。
通常150y以下の使用クラブは7Iより短い物を使用するでしょう。
飛距離が出なくて、150yをユーティリティやFWを使用している人は、グリーンに乗っても止まりません。
競技に出ている人は、180y~200yをグリーンに止めます。
プロは250yをグリーンに止めます。
どうやってグリーンに止まる球を打てるのかをいつも考えているのです。
弾道が高くて止まる球なのです。
低く飛んで止まる球ではないのです。
飛ばない人ほどスピン系が良いのでは
女房が飛距離が出ないので、ドライバーで180~190yです。
緑ティーや白ティーからプレイすると、セカンドショットは必ずFWです。
パー3もFWです。
見ているとこれでは、グリーンからみんなこぼれてゴルフになりません。
試しに私の使用しているスピン系のボールを打たせると・・。
タイトリストV1Xは、硬くてダメだそうですが。
SRIXON・ZSTAER-XVを打たせると、ディスタンス系と飛距離は一緒です。
グリーンでもトントンキュっと止まるのです。
思わず「オー・カッコイイ」と言ってしまいます。
スライスが直らない曲がる人にはお勧めできないかもしれませんが。
飛距離の出ない人ほど、飛ぶボールではなくて、止まるスピン系のボールをお勧めします。
曲がる人でも、ボールとの相性があるので、使ってみないと判りません。
スピン系ボールはスピンで弾道が高くなるので、曲がりにくくなるのです。
弾道が低いボールほど曲がりやすいのです。
SRIXONから飛距離特化型のボール「SRIXON-X」を試しに使ったのですが、曲がりすぎてダメでした。
私の見解ですが、信じる人は是非試してみて下さい。
ちなみに、私の使用球のSRIXON・ZSTAER-XVはUSモデルで、¥3,000位です。
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