意外と知られていない、意外と重い罰です。注意しましょう。
アドレスに入ろうとしたら、風でボールが動いた。つい元の位置に戻してプレーをした。
風で動いた球を元に戻すと2打罰ですよ!
風や自然の力で動いたボールは、あるがままです。
プレーヤーや局外者が原因でボールが動いたは元の位置にリプレースしなければいけません。
風は局外者ではないので、あるがままでプレーしなければなりません。
この場合、インプレーのボールを拾い上げたり、動かしたことにより1打の罰を受けます。
さらに正規の場所(風で止まった場所)に戻してプレーしなかったことにより、1打罰を受けます。
合計2打罰を受けます。これから風の強い季節です。覚えておきましょう。
———————————————————-
規則裁定:18-2a/7 風で動いた球を、リプレースする
質問:ストロークプレーで、風で競技者の球が動かされた。風は局外者ではない(定義41「局外者」参照)ので球は止まった所からプレーすべきであったが、競技者は球をリプレースした。この場合、どのように裁定すべきか。
回答:競技者は規則18-2aに基づいて1打の罰を受け、次のストロークを行う前に、風で動かされた球が止まっていた箇所にその球をリプレースすべきであった。これを怠った場合、競技者は計2打の罰を受ける(規則18の罰則参照)。
規則裁定:18-2a/9 規則に反して拾い上げた球を、リプレースでなくドロップする
質問:規則上認められていないのに球を拾い上げたため規則18-2aにより1打の罰を受けたことを知り、プレーヤーは規則18-2aに従って球を拾い上げた箇所にその球をリプレースしなければならないところを、リプレースでなくドロップしてその球をプレーした。この場合、どのように裁定すべきか。
回答:プレーヤーは規則18-2aに規定のとおりにリプレースをしなかったので、マッチプレーではそのホールの負け、ストロークプレーでは計2打の罰となる(規則18の罰則参照)。
LINEで友だち追加してね!
関連記事