グリーン上で、球の位置をマークせずに球を回す
最近はボールに線を入れているゴルファーは多いですよね。
色んな入れ方、使い方があるようです。
- 1本線派・・・わざわざ 入れなくても、ボールの商標マークや文字のラインで代替え出来るので、入れていない方の多いです。
ただ色を変えて自分のボールマークの代わりにラインを入れている方は多いですね。 - 3本線派・・・片山晋呉選手が使用していた3本線。シビアにこのラインと神経質にならず、3本の線でこの方向と漠然と示してくれるようです。
- 十字派・・・・打ち出し方向のラインとパターのフェイス面が確認できる入れ方。キャディーさんのボールの置き方によっても縦・横派が有るようです。
ただ、グリーン上で打ち出し方向にラインをセットしても、構えた時に違和感を感じて、ずれているような気がする時が良くあります。
神経質に仕切り直して、再度調整する人と、そのまま打っちゃう人に性格が分かれそうです。
余り神経質にボールをセットするのに時間を掛けないで、スロープレーにならないように注意しましょう。
ボールを回してラインを合わせる時は、必ずマークしましょう。
ボールを拾い上げるわけでもなく、位置をずらすわけでもないので、マークの必要性を感じませんが、ボールに触る時にはマークをしないといけません。
チョットボールを回して、向きを変えるだけですが、ボールを触ったことに対して1打の罰を受けます。
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規則裁定:18-2a/33 パッティンググリーン上で、球の位置をマークせずに球を回す
質問:パッティンググリーン上で、球の商標マークをホールに向けるためにプレーヤーが自分の球を回した。
プレーヤーは球を拾い上げることも球の位置をマークすることもせず、また球の位置も変えなかったが、この場合、罰はあるか。
回答:ゴルフ規則により認められている場合以外は、球に触れたことに対し、プレーヤーは1打の罰を受ける(規則18-2a)。
しかしながら、規則16-1bと規則20-1により、パッティンググリーン上の球はその位置をマークしたあと、拾い上げたり、触れたり回すことができるので、プレーヤーが球を回す前に球の位置をマークしておれば、罰はなかった訳である。
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