ショットの上手い選手と強い選手の違いは何でしょう?
私のようにショットには自信があるのに、スコアがまとまらないアマチュア。
ショットメーカーとして定評のある選手が、なかなか勝てない現実。
ショットが上手くても、ゴルフが上手いとは限らないのです。
ゴルフとは、いかに人よりも少ないストロークでホールアウトするかを競うスポーツです。
いかに人よりも少ないストロークでホールアウトすることに集中できたかどうか。
自分の持っている実力を100%発揮できたかどうかが、ゴルフのスコアを良くして結果を出してくれます。
トーナメントの練習場を見に行くと、有名な選手だけでなく、トーナメントに出場している選手が皆、素晴らしい球を打っています。
技術的には、参加している選手の全員が技術的には同じようなレベルにあり、その実力を出し切れるかどうかが競わされているのです。
4日間の試合で、トッププレーヤーは、4日間でプレーを組み立てます。
1日から2日目で上位に入った経験の浅い選手は、3日目から4日目には順位を落としていきます。
トッププレーヤーは、一度上位に入ると順位を落としません。
「この差って、何でしょう?」
ゴルフはメンタルなスポーツと言われています。
その人の性格がまともに出るスポーツです。
楽しむためにゴルフをするのか。勝つためにゴルフをするのか。
「ようし、飛ばしてやろう!」とか、「入れてやろう」と、挑戦して失敗しても、失敗を楽しむゴルフもあるかもしれません。
ゴルフの上達を真剣に考えて、少しでも上達しようと日夜練習に励んでいるゴルファーの皆さんも、少し角度を変えてみましょう。
スイングやショットの練習から、メンタル面の練習をしてみましょう。
技術のトレーニングとメンタルなトレーニング
トッププロは、プロコーチと呼ばれる技術的なトレーナーを付けています。
その他にメンタルトレーナーを付けて、メンタル面のトレーニングを行っているのです。
そのメンタルトレーナーで有名なのが、ピア・ニールソン&リン・マリオットのコンビです。
「ビジョン54」という考え方で、世界的に有名な選手を送り出しています。
アニカソレンスタム、宮里 藍、ヤニーツェン、チェ・ナヨンなど、たくさんの有名な選手がいます。
ビジョン54とは
ピア・ニールソン&リン・マリオットが提唱する新しいゴルフの練習方法です。
18ホールすべてでバーディーを奪えば、スコア54だって達成できると信じること。
ビジョン54とは、自分の可能性を信じれば、誰でも潜在能力を最大限に発揮し、すばらしい成果を達成するできるという考え方です。
最近、練習場ではうまく打てるのに本番のスコアが伸びない。
原因は自信を失っているからかもしれません。
ビジョン54は目的別ゴルフの技術練習法だけでなく、プレッシャーに負けないメンタル強化法を教えてくれます。
「ビジョン54」の主なポイント
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- ショットが悪いのではない。能力が出し切れていないのが問題なのです。
- 私たちは同じビジョンを描いている。
すなわち、すべてのホールでバーディーをとり、スコア54で まわるのは可能であり、不可能なことはないということ。 - 「シンクボックス」「プレイボックス」という考え方
「シンクボックス」「プレイボックス」の間に境界線があり、その境界線を越えたら、描いたプレーの再現に向けて100%実行することに集中する。
「シンクボックス」「プレイボックス」 - 悪いイメージは残さない。
失敗したり、悔しがったり、激怒したイメージは、脳に記憶されて同じ状況になるとミスをした時のイメージがフラッシュバックとして、再現させます。
ミスしたときは、他人ごとのようにそしらぬ顔でやり過ごすことが大切である。
反対に、ナイスショットしたときは、心の中で大いに喜び、そのいいイメージのみを脳のメモリーに貯えるようにすべきである。
そうすればナイスショットの数は自然に増える。
ビジョン54をチェック
ビジョン54の教えを宮里藍自身が解説 【動画あり】
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