スコア100を切ってからのゴルフ
アマチュアゴルファーのスコアの平均値は「100」だそうです。
このスコア100からの道のりが険しくて一気にスコアを縮めることは難しいです。
初心者から始めてからスコア「100」を切るまでの道のりと、「100」を切ってから「90」を切るまでの道のりは、より難しいかもしれません。
「90」を切ってから「80」を切るまでは、ゴルフを始めてから「90」を切るまでにかかった時間と努力が必要かもしれません。
しかし、「100」を切るまでのゴルフと「100」を切ってからのゴルフは、内容も知識も面白さも格段に違ってくるのです。
ゴルフにかける時間も努力も、夢中になって打ち込んでいる時間なので、あっという間に過ぎてしまうことでしょう。
スコア「100」を切った人のその後は?
それではスコア「100」を切った人は、どんな練習をして行ったら良いのでしょうか。
それには、今まで「100」を切れなかった原因を考えてみることです。
そして、目標設定をしてみましょう。
目標設定をしたら、その目標の人がどんな練習をしているのか、勉強してみましょう。
今までと同じ練習をしていると、万年「100」ゴルファーでいることになります。
ここからの目標設定や練習方法をチェンジ出来た人が上級者の階段を上がれるのでしょう。
何故、スコア「100」を切るのに時間がかかったのでしょうか。
ゴルフが下手なのは、ショットが悪いと考えている。
勿論、始めたばかりのコースデビューしていない初心者の人は、ボールに上手く当たりません。
チャンとボールにクラブが当たるようになるまでは、時間が掛かるのは、仕方ありません。
しかしショートアイアンが上手く打てるようになってからは、上手く打てるクラブでゴルフを組み立てて行けばいいのです。
そして、打てるクラブの本数を増やしていきます。
ゴルフが下手なのは、ドライバーが真っ直ぐ飛ばないから
という理由で、ドライバーばかり練習していませんか。
ゴルフの醍醐味はやはりドライバーです。
上級者になればなる程、ドライバーを曲げません。
飛距離も出ます。
しかし、それはスコア「80台」で周ってくる人のことであります。
あこがれや目標であって、ドライバーにこだわってはいけません。
一番難しいのが、地面から打つスプーン(3W)でしょう。
2番目に難しいのは、ドライバーなのです。
一番簡単なのは、パターでしょう。
2番目に簡単なのは、アプローチです。
ショットの基本は、アプローチからです。
70y~100yが真っ直ぐ飛ばない人は、基本が出来ていないので、ドラーバーを練習しても、真っ直ぐ飛ぶはずがありません。
時間を掛けて、球数を打っても、基本が出来ていなければ、変な癖の付く、「下手固め」になってしまいます。
良い指導者に恵まれていない、教えてくれる人がいない
今の情報化の社会で、勉強しようと思えばいくらでも情報は手に入ります。
人から教わる場合は、最低でも80台で周れる人から聞きましょう。
中途半端な人から、あれやこれや間違った知識は、かえって混乱します。
レッスンプロも商売です。ツアープロとは違います。上手いかどうかは判りません。
知識と技能とは違います。
ある程度はゴルフは上手ですが、教わりたい内容が上手く合致するのかが大事です。
方向性が合わないと、時間ばかりかかって、上達せずという結果になってしまいます。
プロに教わる場合は、下手固めで固めてしまった変な癖を矯正して、キチンとしたスイングを身に付ける為に時間を掛ける必要があります。
1年~2年位は覚悟しましょう。
目標設定がない
スコアは、結果だと考えている人が多いです。
「何回打っちゃった」と結果だけにとらわれて、ショットの練習に励んでいる人は、上手くなりません。
ゴルフはショットを競うスポーツではありません。
飛距離を競うスポーツでもありません。
スイングの綺麗さを競うスポーツでもありません。
何打でホールアウトするかのスポーツです。
その為に、今日は「いくつで周ろう」「このホールはいくつでOK」と目標設定が出来た時に、初めて「マネジメント」が働くのです。
今日の目標「108」と決めたら、全てダブルボギーでプレイする方法を考えるのです。
考えたとたんに「100」が切れるかもしれません。
上級者の人はどんな練習をしているのでしょうか。
シングルと云われる「70台」の人と「80~90台」の人では違いがあるとは思いますが。
基本的にドライバーを何十球も打つ人はいません。
上級者になればなる程、短いクラブの練習量が多くなります。
記録を付けて問題点を知る
パット数、パーオン率、飛距離など、上級者の方の訊ねると、すぐに答えが返ってきます。
「100」以上人は答えが返ってきません。
記録して付けていないから、わからないのです。
まずは、グリーンに乗ってからのパット数を記録をして下さい。
パターが下手なのか、アプローチが下手なのか、ショットが悪いのかを数値化しましょう。
パット数を「36」以上から「36」いかにする為には、アプローチの練習もしなければいけません。
パット数を少なくする為には、「パット」「アプローチ」「ショット」の順に制度を上げて行かないとパット数が減らないのです。
よって、「プロ」や「シングル」さんは、パット数が「30」以下になるのです。
OBやフェアーウエイキープ率も重要になります。
ショットは良いか悪いかだけでなく、2打目を打てる場所から打てているかの指標にもなります。
マネジメントが出来ているか、いないのかの数値です。
精度を上げる
ゴルフは、ショットがある程度真っ直ぐ飛ばないと、ゴルフになりません。
上級者ほど、縦と横の制度にこだわります。
立ての距離と横の距離の精度が、SWからAW、PW、9I、8I、・・とレベルに合わせて練習して精度を上げる練習をします。
短いクラブで出来なければ、長いクラブに移行しても出来るはずがないからです。
なので、ショートアイアンの練習を何百球とするのです。
そして、技量に応じてロングアイアンからFWをたくさん練習します。
ドラーバーの練習量よりも多いはずです。
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