飛ばしの秘訣は「9番アイアン」

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飛ばしの秘訣は「9番アイアン」

今時の初心者の人。特にジュニアや女性の人は、今まで野球を子供の頃から遊びでしていません。
なのでクラブやバットを思い切り振るという筋肉や体の構造が出来ていません。
最初からスイングのフォームや綺麗さよりも、クラブを思い切り振るということを体験しないと、満振りの筋肉や脳の思考回路が育たないのです。
なので、最初はボールに当たらなくても良いので、どこに飛んで行っても良いので、とにかく「もっと振れ」「もっと速く振れ」「もっと大きく振れ」の繰り返しで振ることから教えましょう。
最初からフォームや型にはめてしまうと、振れなくなってしまいます。
伸びしろが無くなってしまうのです。
振れることが出来て慣れて来てから、少しづつ基本を教えて行けばいいのです。

ゴルフの満振りは?

野球の場合、バッティングセンターで球の速度が速いほど、バットを早く振らないといけません。
なので、バットはいつも満振りです。
ゴルフは何故、満振りしないのでしょうか?
どこまでが、ゴルフの満振りなのでしょうか?
飛ばない飛ばないと悩んでいる人は、バッティングセンターに行って、満振りの打ち方と筋肉を鍛えましょう。
きっと「振るということは、こういう事だったのか」と気が付くはずです。
野球の選手がゴルフをするとすごく飛びます。
勿論、振る為の筋肉が出来上がっているからもありますが、振るという速度の常識がアマチュアゴルファーと違うのです。
脳の中の「満振りの限界点」が違うのです。

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どうして飛ばないの?

それは、飛ばない人は、飛ばないのでなく振っていないからです。
ゴルフの中で振るという教育やレッスンを受けていないからです。
真っすぐに飛ばす方法や綺麗なスイング等、形ばかりにこだわって大切な振るということに意識が行かないからです。
とにかく速く振る、回転する練習をしましょう。
強く打つ練習ばかりで、速く回転する練習はしていないはずです。

どうしたら飛距離が出るの

ドライバーの飛距離は、「9番アイアンの2倍」と言われています。
近年のアイアンは、クラブによってストロングロフトになって、中には8番アイアンのロフトがある物もあります。
一般的には、PWが48~45°、9番が44~40°程度でしょう。
9番アイアンの飛距離は何ヤードですか?。130y~140yが一般的です。
130~140y飛べばドライバーが260y以上飛ばないといけないのです。
問題は、9番アイアンとドライバーが違う打ち方をしているからです。

9番アイアンは、基本のクラブです。
一番スイングが作りやすく、振りやすい。
スイング作りは9番アイアンで作るのが一番です。

  1. 9番アイアンで満振りの練習
    とにかく空振りをしても良いので、満振りの練習をしましょう。
    目標は150~160yです。
    自分の満振りの脳のリミッターを書き換えます。
  2. ティーアップして打ちましょう。
    すくい打ちをしている人は、弾道が高すぎて飛距離が出ません。
    ハンドファーストにロフトが立ってインパクト出来るようになると、飛距離が伸びてきます。
  3. 手打ちでは飛びません。
    回転速度を上げて、グリップや腕の力を抜きましょう。
    ゴムホースを鞭のように走らせて振る感覚でクラブヘッドが走ってくると、ヘッドスピードが上がってきます。
  4. 足を使って打ちましょう。
    早く回転する為には、その準備が必要になります。
    その準備が下半身のリードなのです。
    足から切り返して下半身が回転し、捻転のばねを貯めておいてから、上半身を一気に回転します。
    下半身が使えるようになってくると、ロフトが更に立ってきます。
    1番手ロフトが変わってくるので、9番アイアンが8~7番アイアンのロフトになるのです。
    更に、ボールを押し込める重たいボールになるので飛距離が伸びるのです。
  5. 全てのスイングは同じです。
    ここまで出来れば、9番アイアンで150~160yは打てるはずです。
    ゴルフスイングも随分と変化が出てきます。
    あとは、ドライバーや長いクラブで同じ打ち方が出来るように練習するだけです。
    プロは高いティーアップで、アッパーに打っていません。
    低いティーで、9番と同じように打っているのです。

サー9番アイアンでどこまで飛ばせるか、やってみましょう!
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