冬になって、練習のサボりとラウンド不足で、すっかり力んで手打ちになっていたのですが、先週からの修正で随分と良くなってきました。
コーチに見てもらうと、随分と下半身が使えてきているのですが、トップとフォロー側の腕の上がり具合が気になって、脇が空いてしまうそうです。
少しレベルの高い話になってしまうのですが、脇の空かない基本中の基本。
わきの下にヘッドカバーを挟んでの特訓です。
【驚愕】目からウロコでした。こんなに凄かったのこのドリル!
もうゴルフスイングを治すうえで、初心者から上級者やプロまでやっている基本のドリルですが、それぞれの人のレベルによって問題や修正される場所が違うのです。
さんざん昔からやってきた練習ドリルですが、さすがに打ち放題で約2時間。
300球位打ち続けると新しい発見が出てきました。
初心者のうちは、腕は振らないでいつも胸の前でキープするということ。
体の回転だけで打つということを覚えていきます。
中級者のなってくると、トップで腕を上げない。
右ひじを占めたトップや、インパクトからフォローにかけて、左の脇を空けないフォローなどの練習に最適です。
目的に合わせて、右や左にヘッドカバーなどを挟んで行うのですが、問題は大きなスイングが出来ないことです。
フルショットは出来ないので、ハーフショットからクオーター(3/4)程度の振り幅で行います。
フィニッシュを取ることは出来ません。
目からウロコのクオーターショット
私の場合は、下半身のリードと使い方を集中してスイング改造をしてきたのですが、寒くなって捻転量が少なくなったりすると、注意していないとすぐに腕を動かしたくなってしまうのですね。
下半身の使い方と腕の使い方が同調していないために、ショットの精度がバラけてしまうのです。
実際にプロも同じだそうです。
但し、プロは何が悪くて、どうやったら修正できるかわかっているので、絶えず修正に専念しているのです。
実は、実際にやっていたのは、脇が空かない練習だけでなかったのです。
ヘッドカバーを脇に挟んでいただけで、下半身の使い方と腕の使い方が良くなる練習でした。
実際にたくさんの球を打っているうちに、全然飛ばなかったショットが飛ぶようになってくるのです。
腕が使えないので、下半身の回転を速くする。
腕やグリップの力を抜いて、ヘッドを走らせる。
やっていることは、基本と同じことだけです。
下半身からスタートして、しっかり肩を回して小さいトップを作る。
右足に重心が乗っているので、下半身から切り替えして遅れて腕が下りてきます。
この時に腕を振るわけではありません。
腕の力を抜いて、下半身につられて下りてくるのです。
遅れてクラブが下りてくるため、クラブのロフトは立って降りてきます。
クラブは腰の回転で横に水平に移動するため、ミスが少なくなります。
腕を下すと鋭角にクラブが下りてくるために、インパクトが難しくなるのです。
インパクトからフォローにかけては、フィニシュまで腕を上げるのではなく、体を回すのです。
イメージ的には、横方向に回すのです。
体は起きてしまうと、横方向なのですが、前傾がキープされれば横ではないのです。
脇に何かを挟んでスイングする場合に、どうしても腕が伸びなくなります。
腕を縮めたスイングになってしまうのですね。
これを修正すべく、腕をトップやフォロー側で伸ばして振ること意識します。
意識したのはこれだけです。
足からスタートして、腕を伸ばす。
起き上がらないで、前傾キープ。
腕を振らずに、下半身の回転で打つ。
こんなことを気にしながら、打ち続けると、何と不思議なことにフルショットと同じ飛距離が打てるようになりました。
しかもラインが出て、出玉がバラけません。
やればやる程、面白くなって、やめられなくなりました。
ほんの1日の練習と発見ですが、やり続けると恐ろしく上達しそうです。
是非やってみてください。
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