2019年1月1日から適用される規則で、ボール捜索の時間が3分に変更になります。
以下の記事は、2018年までの規則に準拠した内容になります。
林に打ち込んだボールが見つからず、5分間の時間内であったが、諦めて打ち直しの為、ドロップした後にボールが見つかった。
ストロークをする前だったので、どちらのボールを使用したら良いのでしょうか?
ドロップする前に見つかった場合
5分間の操作時間内の為、見つかった最初のボールで、罰なしにプレーを続行します。
ドロップした後に見つかった場合
5分間の操作時間内であっても、まだストロークする前であっても、ドロップした時点で新しいボールがインプレーのボールになります。
ドロップしただけで、ストロークをしていないので無罰でプレー出来そうですが、間違いです。
ドロップをした時点で、最初のボールは紛失球となり、2打罰が確定します。
発見された最初のボールでプレイをすると、誤球扱いになり、さらに2打罰になります。
さらに誤球に気が付かずに、次のティーグランドからストロークを行うと、競技失格になります。
チョットした判断ミスが、大きなペナルティーを生みますので、注意して覚えておきましょう。
———————————————————————————–
参考:規則裁定27-1/2 打ち直しの球をドロップしたあとで(5分間の捜索時間内)、球が見つかる
質問:球をちょっと探しただけで第2打をプレーした地点に戻り規則27-1に基づいて別の球をドロップしたが、プレーヤーがその球をプレーする前(5分間の捜索時間内であった)に初めの球が見つかった。この場合、プレーヤーはドロップした球でプレーを続けなければならないか。
回答:ドロップした球でプレーを続けなければならない。プレーヤーがストロークと距離の罰に基づいて球をプレーする意思を持って最後にストロークした所から取り替えられた球をインプレーにした場合、初めの球は紛失となる(定義33「紛失球」参照)。したがって、規則20-6は適用とならず、取り替えられた球でプレーを続けなければならない。
(2004年、2006年改訂、2008年小改訂)
規則裁定 27-1/2.3 別の球をドロップしたあとで5分間の捜索時間内に初めの球が見つかる;初めの球をプレー
質問:裁定27-1/2では、プレーヤーはドロップした球で、プレーを続けることを要求している。プレーヤーが初めの球でプレーを続けた場合、裁定はどうなるか。
回答:初めの球はもはやプレーヤーのインプレーの球ではないので、誤球となり、規則15-3の規定が適用となる。
(2004年追加、2006年改訂)
15-3 誤 球 15-3 b ストロークプレー
競技者が誤球に対して1回または複数回のストロークをした場合、競技者は2打の罰を受ける。
競技者は、正球をプレーするか、規則に基づいて処置することによって、誤りを訂正しなければならない。競技者が次のティーインググラウンドからストロークをする前に誤りを訂正しなかったときは(ラウンドの最終ホールでは、パッティンググリーンを離れる前に誤りを訂正する意思を宣言しなかったときは)、競技失格となる。
競技者により誤球でプレーされたストローク数は競技者のスコアに入れない。
誤球が他の競技者の球であった場合、その球の持主は誤球のプレーが最初に起きた箇所に球をプレースしなければならない。
LINEで友だち追加してね!
関連記事