バンカーの中では足元が安定しないで大きな素振りが出来ないのが現状です。
もし素振りをしていて、ボールや砂に触ってしまった場合はどうするのでしょうか?
バンカー内で素振りで砂に触ってボールが動いた。
その時の状況で異なってくるので注意しましょう。
- 打つ意思が無く、素振りでボールだけに触って、砂に触れなかった場合。
ケースとしては少ない事例でしょうが、1打罰でボールを元の位置にリプレース。
この場合、砂のライが変えられていたら、元の状態に戻してからリプレースしなければならない。 - 素振りをしたら、砂に触ってしまった。ボールには触れなかった。又ボールは動かなかった。
規則13-4 球がハザード内にある場合の禁止行為違反により2打の罰である。 - 素振りをしたら、砂に触ってしまいボールが動いてしまった。
砂に触ったということで、2打罰です。
この時にボールの動いてしまったときは、元の場所にリプレースします。
ボールのライが変えられていた場合は、元に戻してリプレースします。
この時のボールを動かしてしまった罰の1打罰は、適用されない。
ゴルフ規則 1.20-3 b プレースやリプレースする球のライが変えられた場合
プレースやリプレースする球の初めのライが変えられていた場合は、次の処置をとらなければならない。
(i)ハザード以外の所では、ホールに近づかず、初めのライから1クラブレングス以内の、ハザード以外の場所で初めのライに最も似ていて最も近いライに、その球をプレース。
(ii)ウォーターハザード内では、球はそのウォーターハザード内にプレースされなければならないという点以外は、すべて前記(i)に準じて、その球をプレース。
(iii)バンカー内では、初めのライとほぼ同様にライを復元して、そのライにその球をプレース。
規則裁定:1-4/12
2.1回の行為が2つの規則に違反する結果となる。‐1つの罰が適用される。
例:ストロークプレーで、競技者はバンカーから球をパットしようと考えて、自分のプレーの線上のバンカー内の足跡をならした。規則13-2と規則13-4aの両方の違反をしたことになるが、裁定は1つの2打の罰となる。
3.プレーヤーがストロークの前に2回以上規則違反をした場合;罰が重課されるかどうか
例1:ストロークプレーで、競技者はハザード内で数回練習スイングをして、その都度地面に触れた。練習スイングは1つの規則の違反となる行為に関連する。裁定は規則13-4bに基づく1つの2打の罰となる(裁定13-4/3参照。ただし原則6の例3も参照のこと)。
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