皆さんゴルフボールはどの様に選んでいますか。
よく、ボールなんか何を使っても同じだよ、と言っている人は沢山います。
本当でしょうか。私は昔から相性のいいボールと悪いボールがありました。
高価なボールを買っても某メーカーのボールは、OBが出てすぐに無くなってしまいました。
ボールの選び方
- 自分のゴルフのプレースタイルに合わせる
アベレージゴルファーで、楽しくファッショナブルにプレーしたい人。
スコアーを追及して、ベストスコアーを目指している人。
スコアーよりも、気持ちよく飛距離を楽しんでいる人。 - 選定の優先順位を決める
価格・色・飛距離・スピン量・ブランド等選ぶポイントは沢山あります。 - 自分のヘッドスピードを知る
ボールの選定基準はヘッドスピードが基準になります。
必ず箱の裏面に対象ヘッドスピードが書いてありますので、参考にしましょう。
同じボールをヘッドスピードの速い人と遅い人が打った場合、ヘッドスピードの速い人がスピン量が多くなります。 - 打感の好み
ボールの打感には、ドライバー、アイアン、パターとそれぞれの打感が違います。
自分に合ったボールを選ぶ基準
- 自分のヘッドスピードとスイングスタイルを知る
ボールはインパクトでスピンがかかります。スピンがかからないとボールは上がりません。
逆にスピンがかかり過ぎると吹け上がってしまい、飛距離は出ません。 - 理想のスピン量を選ぶ
理想の最大の飛距離を出す為には、ドライバーの打ち出し角が15°前後。スピン量は毎分2500回転前後が理想と言われています。
プロの選手が最近、弾道測定器を自分で測定して、ボールやクラブを自分の理想になるようにセッティングしているのです。
ですから、皆さんも各自、使用するクラブもヘッドスピードも違うのですから、選ぶボールも各自違ってくるのです。
使用するドライバーのロフトを変更するだけでも、スピン量は変化します。 - 飛距離重視
競技に出るわけでもなく、スコアもそこそこ、飛距離が出ないと楽しくないので、飛距離が欲しい。
自分のヘッドスピードに合った、ディスタンス系のボールに変えると10~15yは簡単に飛距離が変わります。
年齢的にヘッドスピードが落ちてきた方は、見栄を捨てて、レディース系ボールの柔らかい方が飛距離が出ることもあります。 - スピン重視
女性でもスピン系のボールを使うと、アプローチで止まるボールが簡単に打てます。
実際、私の奥様もレディース系からスピン系のボールを使ったら簡単にボールが止まるので、手放せなくなっています。
但し、ひどいスライサーの人がスピン系ボールを使用すると、横方向のスピンも多くなるので、余計にスライスがひどくなりますので注意してください。 - 打感フィーリング重視
ショットの打感は良いのだが、パターの打感が今一つ。
逆にパターの打感やタッチのフィーリングは最高なのに、ショットの打感が今一つ。
どちらを優先して選択するかです。私はパターのフィーリングを一番重視しています。
パッテイング時の音。柔らかすぎずに打ったという打感を重視しています。
ボールもパターも柔らかいと距離感が解らなくなってしまいます。 - 価格重視
一般的には、2ピースから4ピースに構造が複雑になるにしたがって、価格が高くなる傾向にあります。
しかし、昔から発売されているボールで、設備投資も償却して性能も変わらないのに安く販売されているボールも沢山あります。
又、高いボールでも生産工場は、中国やタイで生産されていて、国内価格との差が非常に大きい物も有ります。
新型の新商品が発売されると、在庫が安くなる為、買い置きするチャンスにもなります。
実際私も、定価¥6,480(1ダース)の物は、¥2,980~¥3,980位で購入しています。
ボールの種類
- 構造の違い
ゴルフボールは、子供の頃に遊んだゴムのスーパーボールに、カバーを被せた物と考えても良いでしょう。
内層(コア)と外装(カバー)に分かれていて、層が幾つあるかによって、2ピースボール~4ピースボールが有ります。 - 内層(コア)の役割
内層(コア)の硬さで、ドライバーやアイアンの硬さやインパクト時の潰れ具合を調整します。
特にヘッドスピードに影響します。レディース用が柔らかく、ディスタンス系(飛距離重視)、プロ用と硬くなって行きます。
内層(コア)を2層~3層にして、プロの好みに応じて微調整したのが、4ピースボールになります。
スリクソンZ-STER(3ピース)とZ-STER-XV(4ピース)やタイトリストProV1(3ピース)とProV1X(4ピース)の違いです。 - 外装の違い
外装(カバー)の役割は、硬さや柔らかさを変えることで、パターの打感やウエッジやアイアンの食いつきを調整します。
ヘッドスピードの違いや外装の材質によって、外装の強度もかなり差が出てきます。
柔らかい材質だとウエッジで打った場合、傷が着いて削れてしまい、数ホールしか持たないことも有ります。
パターの打感にも一番影響します。使用しているパターのフェース面の材質によっても違いますが、硬い打感と柔らかい打感で好みが分かれます。 - ディンプル
ディンプルは表面に付けてあるヘコミの穴の事で、穴の構造と数量によってスピン量が変わってきます。
スピン系やディスタンス系でも違いますし、各メーカー、各ボールによっても研究されています。
タイトリストProV1(325ディンプル)とProV1X(328ディンプル)でも違います。
マイボールを決めよう
色んなボールを使用していたのでは、アプローチやパターの感覚も距離感を合わせることは出来ません。
どの様に打ったらどの位転がるか、どの位でスピンで止まるかのイメージが沸かなくなってしまいます。
自分に合ったマイボールを見つけて、スコアーアップしましょう。
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