この間の試合で、パー3のティーグラウンドの出来事です。
試合中は皆さん緊張しているので色々なドラマが起きます。
私が右のティーマーカーの右側に、オナーさんが左のティーマーカーの左側に立って素振りをしていました。
残りの二人がカートの場所で、鉛筆が折れてしまったとか、予備の鉛筆画ないかなとか話していていました。
私もそちらに気を取られていたところ、ショットの音がして振り返ると、オナーさんが左のティーマーカーの左側でショットした後でした。
指摘をすると、「エッ」と驚いたあとで「教えてほしかった」っと一言。
私もオナーさんがティーアップして打つ準備をしていたら私も気が付いたのですが。
試合中に誤所からのプレーを事前に注意しても良いのか?
ふと考えてみると、誤所からのプレーが事前に分かった場合にショットの前に注意して、「アドバイス」にならないかということです。
さっそく調べてみました。
グリーン上でパットのラインにかかるマークを移動してもらい。
元の位置のマークを戻さず打とうとした場合に指摘しても良いかどうか。
パットをすると誤所からのプレーで2打罰です。
同伴競技者に誤りを指摘しても「アドバイス」にあたりません。
「アドバイス」とは「プレーヤーの(a)プレー上の選択や、(b)クラブの選択、(c)ストロークの方法に影響を与えるような助言や示唆」のこと。
「規則や、距離、周知のこと(ハザードの位置やグリーン上のピンの位置など)についての情報は、アドバイスではない」と定義されています。
プレーヤーが同伴競技者に、規則や周知のことについてアドバイスしても違反にはならない。
規則11-4 ティーインググラウンドの外からプレー
11-4 b ストロークプレー
あるホールのスタートでティーインググラウンドの外からプレーした場合、競技者は、2打の罰を加えた上ティーインググラウンド内から改めて球をプレーしなければならない。
競技者が誤りを訂正しないで次のティーインググラウンドからストロークをしたときは(ラウンドの最終ホールでは、誤りを訂正する意思を宣言しないでパッティンググリーンを離れたときは)、競技失格となる。
競技者がティーインググラウンドの外からプレーしたストロークと、その後誤りを訂正するまでの間のストローク数は競技者のスコアに入れない。
11-5 間違ったティーインググラウンドからプレー
規則11-4の規定を適用する。
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