プロが練習場でやっている「片手打ち」
ほとんどのプロが定番の練習メニューとしてやっていますが、何が良いのでしょう?
ショットとスイングの基本が詰まっているからなのです。
スイングの修正にはもってこいなのです。
ラウンドを終えると、プロでも力んだり手打ちになったり、悪い癖が出てきます。
それを基本に戻って修正(リセット)するために、行っているのです。
フルショットは必要ありません。
切り返しやインパクトの感覚、手首の角度やフォローの出し方などをウオーミングアップを兼ねて行っているのです。
SW攻略法(その9)右手の片手打ちはなぜ良いの?
アプローチがショットの基本
アプローチがショットの基本ということが、頭ではわかっていても、体は判ってくれません。
アプローチもパターも、一番簡単に体で打つことを覚えられるドリルなのですが・・。
体で打てなくても、手で打ててしまう。我流でもなんとかなってしまうので、問題なのです。
ショットでスイングを直せと言っても、長年「下手固め」で固めてしまった癖は、なかなか治る物ではありません。
冬の寒い間に、アプローチの基本から修正していきましょう。
春には劇的にアプローチが上達していることでしょう!。
何が良いの?「右手の片手打ち」
今日はやり方はともかくとして、「右手の片手打ち」の効能について書きます。
下記の問題点があると、右手の片手打ちは上手く打てません。
大きなスイングは必要ないので、SW~PWで小さいストロークで少しづつ飛距離を伸ばしていきましょう。
20~30yで良いのです。出玉の弾道がイメージできればOKです。
決してうまく遠くに飛ばすのが、目的ではないですよ!
- 手打ちでは打てない
手を上げて下すスイングでは、ボールに上手く当たりません。
右の脇を体につけた状態で、体を回転させて打つのです。
右脇があかないように左手で右腕を抑えて練習しましょう。
やればやるほど、手打ちが直ります。 - 手首の角度をキープ
手首をこねる動きがあると、上手く当たりません。
右手の手首の角度をキープしたまま、体を回転して打ちます。
この打ち方で、1Wまで同じ打ち方をするのです。
だから、プロは曲がらないのです。 - 体のターンで打つ
始めの内は、体が回らないものです。
今までやっていなかったことをするとすごく違和感がある物です。
また、使っていた筋肉や筋が慣れていない為、凄くぎこちなく感じます。
ここのアプローチのボディーターンが出来なければ、アイアンショットやドライバーのスイングが出来るわけがありません。
徹底的に、アプローチのボディーターンから、少しづつ慣れていきましょう。 - 体は開かない
すくい打ちやヘッドアップをしていると、ボールに当たりません。
ボールを見たまま、ボールを打つのではなく、腕と手首の角度を維持したまま、体の回転でクラブを回す感覚です。
インパクトの軌道上にボールがあるだけです。
手首の角度を維持することで、ボールを押す感覚が判ってきたら、凄いですよ!。 - 下半身を安定させる
下半身と上半身の捻転差を付けないといけません。
上半身を無理に捻転しようとすると、腰が引けたり、伸び上がったり、左右上下に動いてしまいます。
股関節をしっかり入れて、重心を下半身に落として安定させなければ、上下左右にぶれてしまって当たらないのです。
どうでしょうか?
右手打ちが得意の人と苦手の人が別れますが、小さい動きだと手打ちでも出来てしまいますが、大きく動くと当たらなくなります。
まずは、SWではロフトがありすぎるので、AWかPWから始めるのが簡単でしょう!。
最初は、下手でカッコ悪くて、恥ずかしくても続けましょう!
私も昔は出来ませんでした。
30~50yの片手の打ちが出来るようになると、アイアンショットが劇的に上手くなります。
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