間違えて同伴競技者のマークから打ったボールを、自分のマークから打ち直すと4打罰

ゴルフ場のピンタイプのマークを使用していて、近くにあった同伴プレーヤーのマークを自分のマークと勘違いして打てしまったが、カップインする前に気がつき、正規の自分のマークから打ち直してカップインした。この場合の罰は?
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間違えて同伴競技者のマークから打ったボールを、自分のマークから打ち直すと4打罰

誤所からのプレーで、2打罰。
誤所からプレーされたその球はインプレーとなる為。別の元の場所から打つとさらに2打罰
合計4打罰になります。

解説

誤所からのプレーは、ストロークした時点でインプレーとなる為、止まった場所よりプレーを継続しホールアウトしなければなりません。
誤所からのプレーの罰として2打罰を加えてホールアウトします。

誤所からのプレーに気が付いて、止まった場所にマークをせずに拾い上げ、自分の正規のマークから打ち直しをすると、
間違って打って止まった場所がインプレーの正規の場所になる為、正規の場所にマーケをせず、リプレースをしなかった事により2打罰です。
再度誤所からのプレーと同じになります。

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規則20-7c

競技者が誤所でストロークを行った場合、競技者該当する規則に基づいて2打の罰を受ける
誤所からのプレーの重大な違反でなかった場合は(注1参照)、競技者は誤りを訂正することなく、誤所からプレーされた球でそのホールを終えなければならない。

規則裁定 20-7c/2
誤所からパットしたことに気付き、球を拾い上げて正しい箇所からパットをやり直す

質問:ストロークプレーで、競技者Aが自分のボールマーカーの近くにあった競技者Bのボールマーカーの前に球を置いてパットした。
球はホールから1フィートの所で止まったが、そのときになって誤りに気付いたAは、その球の位置をマークしないで拾い上げ、自分のボールマーカーの前にプレースし直してパットしそのホールを終えた。この場合、どのように裁定すべきか。

回答:競技者Aが競技者Bのボールマーカーの前に球をリプレースしてパットした時点でAは誤所からプレーしたこととなり、2打の罰を受ける(誤所からプレーされたその球はインプレーである)……規則20-7c。
そのあと、Aはホールから1フィートの所にあった自分の球をマークせずに拾い上げたがそれをリプレースしなかった。このため、Aは規則20-1の違反に対する一般の罰(2打の罰)が追加となる……規則20-1中段参照。
したがって、Aは合計4打の罰を受ける。 (旧裁定20-7b/2-2004年小改訂)

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