一緒にプレーをしていて、結構気にする人と気にしない人に分かれるのが、パットのライン。
気にしないで、「踏んでも良いよ」と言ってくれる人もいれば、「踏んでる、踏んでる」といつも気にして、うるさい人もいます。
私も一緒に回るのなら、気持ち良く楽しくラウンドしたいですね。でも、楽しいだけではいけないのがゴルフ。
マナーとエチケットを守り、楽しくスマートにラウンドしたいものです。
ゴルフの規則では、意外と厳しいパットのライン。
- 自分のパットのラインを触っただけで、2打罰です。
手で触ってもダメ。パターで触ってもダメ。 - 同伴競技者のパットのラインのスパイク跡を踏むと、2打罰です。
スパイクのひっかき傷やスパイク跡を修復したと、判断されたら2打罰です。 - 故意に同伴競技者のパットのラインを踏んで、スパイク跡を付けたり、ひっかき傷を付けると、2打罰です。
不注意で踏んでしまうことはありますが、何度もやって、故意にしていると判断されないようにしましょう。 - 不注意で、付けてしまったり、付けられてしまった、ひっかき傷やスパイク跡は、無罰で元の状態に修復ことが出来ます。
修復に付いては、誰が行ってもよいので、自分が誤って付けてしまった場合は、相手の方に事前に言わってから修復しましょう。
又、付けられてしまった傷を自分で修復する場合も、相手の方に事前に言わってから修復しましょう。
いずれの場合も、パットのラインを黙って修復する事は出来ません。
どちらにしても、マナーとエチケット的には、「踏んではいけないパットのライン」
自分がしっかり、お手本を見せることで、周りの人に覚えてもらいましょう。
同伴者のマークが必ず何処にあるのか確認しながら、歩きましょう。
気にしない人がいたら、注意ではなく、教えてあげましょう。
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規則裁定:1-2/1 相手(または同伴競技者)が、故意にパットの線を踏む
質問:相手(または同伴競技者)がプレーヤーのパットの線を改善しようとしたり(例えば、毛羽だった芝を押しつけるなどして)、パットの線を傷つけようとして(例えば、スパイクマークを作るなどして)故意にプレーヤーのパットの線を踏みつけた。この場合、どのように裁定すべきか。
回答:どちらの場合も、相手(または同伴競技者)は規則1-2に違反している。委員会が競技失格の罰を課すことにした場合を除き、罰はマッチプレーではそのホールの負け、ストロークプレーでは2打の罰(規則1-2の罰打の規定参照)。
ストロークプレーでは、パットの線が傷つけられていれば、競技者は、公正の理念(規則1-4)にしたがって、パットの線を元の状態に修復することができる。ライとパットの線については、プレーヤーは自分の球が止まった時点の状態でプレーする権利がある。パットの線の修復は誰が行ってもよい。
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規則:1-2 球の動きに影響を及ぼす、あるいは物理的条件を変える
プレーヤーは、(i)インプレーの球の動きに影響を及ぼす意図を持って行動をしたり、(ii)ホールのプレーに影響を及ぼす意図を持って物理的条件を変えたりしてはならない。
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