スロープレーの罰(ペナルティ)

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スロープレーの罰

スロープレーのルールについては、規則でも決まっているような、決まっていないような表現で、各委員会で明確に決めなさいと云う感じです。

  1. スロープレーのガイドラインを決める。

    どの様な状態になったら、スロープレーと判断されるのか、ルール上は決めていないので、委員会が明確に決めなさいということ。
    プロの試合とアマチュアでは、もちろん違いますが、プロでも男子と女子で違いがあり、非常に解りにくい物になっています。
    一般的には、前の組と1ホール以上間隔が空いた場合に、プレーをしている組のプレーヤー全員に警告注意及び時間が計測されることが告げられます。
    判定は競技委員が行います。

  2. スロープレーを注意されたら

    プロは、その組でプレーをしている選手、各個人1ストロークごとに時間計測されて、1打30秒以下でプレーしなければいけません。
    プレーの遅い選手だけでなく、一緒にプレーをしている他の選手も対象になります。

  3. どんな罰

    • 規則では、マッチプレーでは、そのホールの負け。ストロークプレーでは、2打罰とされています。
    • 但し、次の様に修正することが出来るとも歌っているので、プロの試合、アマの試合、クラブ競技共によく確認する必要があります。
      初回の違反 1打。2回目の違反 2打。その後更に同じ違反があった場合は 競技失格
    • 規則では明確に決まっていないので、「競技の条件」として、委員会で決めている場合が多いです。
  4. 誰が罰を受ける

    • プロは、警告を受けてから、時間を計測されて、プレーの遅かったプレーヤーに、1打(2打)のペナルティが付きます。
    • アマチュアの場合は、注意の警告を受けてから、前の組との間隔が縮まらない、又は更に時間が遅れてしまう場合。
      1ホールの間隔とは、曖昧なので、時間で何分以上と決めている場合もあります。
      プレーをしている組全員に、1打(2打)のペナルティが付きます。
  5. 問題点・注意点

    • プロの試合は、時間計測が目に見えないこと。どこからどこまでの計測なのか、有名な選手によっては、注意を受けない?などの疑問が残ります。
    • スロープレーの選手だけでなく、他の選手にもペナルティが科せられる。
    • スロープレーは、規則ではなくマナーの問題です。
    • 個人の問題ではなく、一緒にプレーをしているプレーヤー全員の問題です。
    • 正式の試合でなければ、ペナルティは付きませんが、皆で声を掛け合って、遅れないようにしましょう。
    • 前の人が打ってから30秒以内に打つ。自分の中で30秒ルールを作りましょう。

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参考規則:6-7 不当の遅延;スロープレー

プレーヤーは不当に遅れることなく、委員会がプレーのペースについてのガイドラインを決めているときはそれに従ってプレーしなければならない。なお、あるホールのプレーを終えた後、次のティーインググラウンドからプレーするまでの間も、プレーを不当に遅らせてはならない。
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規則6-7の違反の罰は
マッチプレーでは そのホールの負け
ストロークプレーでは 2打
ボギー競技、パー競技:規則32-1a注2を参照。
ステーブルフォード競技:規則32-1b注2を参照。
その後更に同じ違反があった場合は 競技失格

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注1:プレーヤーがホールとホールの間で不当に遅れたときは次のホールのプレーの遅れとなり、ボギー競技とパー競技、ステーブルフォード競技(規則32参照)を除き、罰は次のホールに適用する。
注2:スロープレー防止を目的として、委員会は、競技規定(規則33-1)の中で、正規の1ラウンドや1ホール、1ストロークについてそれぞれの許容時間の限度を決めることも含め、プレーのペースについてのガイドラインを作ることができる。
マッチプレーで、委員会は、前記の競技規定で、規則6-7の違反に対する罰を次のように修正することができる。
初回の違反 そのホールの負け
2回目の違反 そのホールの負け
その後更に同じ違反があった場合は 競技失格
ストロークプレーで、委員会は、前記の競技規定で、規則6-7の違反に対する罰を次のように修正することができる。
初回の違反 1打
2回目の違反 2打
その後更に同じ違反があった場合は 競技失格


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