「ハーフスイング」と「アプローチショット」同じことのように感じるのですが、何が違うのでしょう。
ハーフスイングとは
- ショットの振る大きさの割合で分けると、フルショット・スリークオーターショット・ハーフショットとになります。
フルショットは、大きなトップから完全にフィニッシュまでとったショットで、100%のショットに対して、80%以上のショットを差します。
スリークオーターショットは、字のごとく3/4の意味で、時計で言うと10時~2時位の70~80%位のショットになります。
ハーフショットは、1/2の意味なので、時計で言うと9時~3時の50%程度のショットになります。
ハーフショットは、半分のスイングしかしないので、ハーフスイングとも呼ばれます。 - ハーフスイングは、ワーキングゾーン。
どんなショットであれ、必ずハーフスイングと同じスイング軌道を通ります。
ハーフスイングがショットの基本になるのでワーキングゾーンとも呼ばれます。
ショットのすべての要素が入っています。
このワーキングゾーンの軌道が正しければ、その前後の起動やフォームが多少ずれていても、正しくショット出来るのです。
ショットの一番大事な、始動から捻転、切り返し、下半身リード、インパクト、ライン出し等の要素が、確認しながら修正出来ます。 - ハーフスイングの延長がフルショット
ハーフスイングで出来ないことは、スリークオーターショットやフルショットで出来ません。
なので、一番時間を掛けて練習しないといけないショットなのです。
プロが30~50yのショットを沢山するのは、ショットの基本が詰まっている為、スイングの確認、修正を行っているのです。
一見アプローチの練習に見えるかもしれませんが、アプローチショットとハーフショットは違うのです。
アプローチショットとは
- 30~50ヤードのハーフショットに、転がしたり、上げたりといった、基本のスイングにバリエーションを付けた物です。
- ショットの基本はアプローチショット?
と、よく言われますが、100%ではありません。
20~30ヤードのピッチエンドランの正しいスイングの延長は基本になります。
転がしからロブショット等、バリエーションを付けた練習は、ショットの基本にはなりません。 - 正しい基本のアプローチショットはハーフスイングの小さくしたものなので、20~30ヤードのアプローチショットを磨いて、ショットの基本を理解しましょう。
そのうえでハーフショットや低いショット、高いショット等のバリエーションを増やしていきましょう。
ハーフスイングがショットを作る
- ショットの基本がハーフショットで出来ているか確認しながら練習しましょう。
- 正しいハーフスイングが出来ないと、当然ですが正しいスイングは出来ません。
- サンドウエッジからドライバーまで、同じようにスイング出来るようになるには、繰り返しの練習しかありません。
- アドレス・始動・捻転・同調・軌道・切り返し・インパクト・フォロー等確認する要素は沢山あります。
次回、その内容を確認して行きましょう。
LINEで友だち追加してね!
関連記事