「コマネチ」で、股関節にしっかり乗れば、体は浮かない
ビートたけしさん、最近はゴルフにはまり、ずいぶんと上手になってきました。
ビートたけしの「コマネチ」。ルーマニアのオリンピックの体操選手の名前です。
ハイレグの体操衣装がインパクトが強かったので、たけしがギャグにして、コマネチはハイレグの事を差します。
ゴルフの「コマネチ」は股関節
- 正しいアドレスは、コマネチをして、前傾姿勢をとって母指球に体重を乗せます。
股関節のしわに、小指が挟まる程度しわを寄せてください。
腰は落とすのではなく、骨盤を前傾させて、上方向に引き上げるイメージです。
- トップの位置とインパクトからフォローまでは、股関節のしわが延びてはいけません。
フォローからフィニッシュにかけては、フィニッシュで一本足で立てるように伸びてもOKです。
- この股関節の入った動きが出来ると、自然と手は上げることが出来ません。
トップからインパクトからフォロースルーの終了するまでは、全景をキープしたまま股関節のしわを意識します。
- 股関節が延びると、腰が前に出て、上下運動をして、手はいくらでも上がります。
腰が延びた時点で、目の位置とボールの距離はアドレス時と違ってきます。
回転して戻すだけの動作が、ボールに当てるのに、かえって難しい動作にしてしまっているのです。
- 手が上がってしまうと、下ろそうとする動作の時に腰が前に出るのです。
腰の上下運動と腕の上げ下げの運動がミックスされるので、クラブはどこに行くのか解りません。
よってダフリやトップが出るのです。
- アドレスで出来た股関節のしわを維持したまま、上半身を回転させるだけです。
腕を自然とおろした位置がグリップの位置です。
かなり年配者には体がきついですが、キツイからこそ手が上がらずにいつも胸の前にいられるのです。
「コマネチ」がほどけて抜けてしまうと「腰抜け」になってしまいますので注意しましょう。
野球のバッティングでフルスイングをする時に、左股関節は伸びきっていないはずです。
それと同じ動きを下向きに角度を変えて行えばいいのです。
ゴルフ練習場でなくても練習できるので、体と脳に覚えこませましょう。
参考:腰ぬけ防止の大股スイング
コマネチが出来ると次は腰の回転運動です。
腰を振るのでなく、回すのです。
参考:「ぶ厚いインパクト」は左のおしり
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