パターのオフセットって知ってますか?
パターのアドレスでボールの位置が真ん中の人、若干左寄りの人。
良く左目の下が良いとか言いますよね。
パターのオフセットとは、パターのフェース面が、シャフトの左側面に対し、どれだけ中に入っているかということです。
実際には、パターにもロフトが有り、通常3°~4°程度有ります。
パターのインパクト時にボールが芝に沈み込み、スピンがかかった状態で打ち出すか、
いかに早く純回転の転がりの良いボールを打てるかということになるのです。
この問題は、かなり奥が深いので、少しずつ勉強しましょう。
自分のパターのオフセットがどこにあるのか、調べてください。
見ればわかります。
オフセットの位置により、パターのボールの位置を修正する必要があるかもしれません。
又は、皆が使っているからとか、カッコイイからとかでなく、自分の好みのアドレスに合わせた
パターを選ぶ基準にしてください。
オフセット無し
主にセンターシャフトに近い位置にシャフトが入っているものが多いです。
ボールを芯と面でとらえる感覚が鋭い人向けです。ボールはやや左寄り。
ボールをセンターに置くとパターはボールのさらに右にセットされるため、
インパクトで打ち込んでしまう傾向にある為、うまく純回転のボールが打ちにくいタイプです。
インパクトで芯を外した時のフェイスずれの影響を受けやすい。
ハーフシャフトオフセット
パターのフェイス面がシャフトの太さの半分後方にあるタイプです。
L字型パターや、フェイスバランスのトゥー側に重心があり、
シャフトがややヒールよりに入っているパターが多いです。
アイアン感覚の延長のように、「回転運動でしっかりインパクトしていく」
というような、感覚を好む人にいいかも。
フルシャフトオフセット
パターのフェイス面がシャフトの太さの1本分後方にあるタイプです。
フェイス面がシャフトより下がっている為、ボールの位置がセンターに近く構えやすい。
バランスもフェースバランスのタイプから、ヘッドが45°位傾く、あまりヘッドに重心が無いタイプなど、
やさしいパターが沢山あります。
インパクト時にセンターを外しても、シャフトの回転軸上にフェイスが無い為、
フェイスの傾きのズレが生じにくく、一番簡単なやさしいパターと言えるでしょう。
パットイズマネーです。
ゴルフの上手な方で、パターの下手な人はいません。
上級者に成ればなるほどパターが上手なのです。
パターは入ってなんぼ。
教えごとではないのですが、知識を知っているのと知らないのでは、
上達の進歩は違います。
クラブ選びに迷わず、自分に合ったクラブを使うことが上達の近道でしょう。
関連記事