理想のパターの転がりとは
インパクトの後、すぐに純回転して、真っ直ぐ伸びるように転がっていくボールです。
ボールのマーカーラインが一本に見える様な転がりです。
では、悪いパターの転がりとは
- ボールが純回転にならなくて、ボールのマークが安定して回転しない。(斜めに回転している)
- ボールが純回転していない為、短いパットでもカップの手前でよく曲がる。
- インパクト時にボールが空中をジャンプしている。(アップライト)
- いったん沈み込んでから、ボールがジャンプする。(打ち込み)
- コウライグリーンで、ズズズと芝に食われて距離が伸びない。(打ち込み)
一番理想なインパクトとは、
インパクト時に、若干バックスピンもしくは、無回転の時間があり、その時間帯を
空中を飛んでいるごとく、芝と接していないで、芝の抵抗を受けないこと。
着地後に純回転して、ボールのラインが一本に見えるような転がりをする。
止まりそうで止まらずに伸びる転がり。
では、なぜこのような現象が起こるのでしょう。
- パターのロフトとボールの位置の関係。
ボールの位置を右に置き過ぎている為に、パターのロフトが機能していない。 - ボールの固さとパターのフェイスの材質の関係
柔らかいボールと柔らかいフェースに組み合わせ。
硬いボールと硬いフェースの組み合わせ。
柔らかいボールと硬いフェース等、それぞれ個人の好みが有るので、組み合わせは難しいのです。
硬いフェースで硬いボールを打つとパチンとはじく感じです。
ボールの球離れが良い感じになります。
弱に柔らかいフェースで柔らかいボールを打つと、打感が感じにくくなります。
打った力感が自分にフィードバックしてこない。
一旦ボールとフェイスがインパクトを吸収してから、弾いていくので、思った以上に距離が出てしまいます。
卓球とテニスのインパクトのイメージを想像してもらえれば、早いかもしれません。 - 打ち方の問題。
今回は触れないでおきます。
フェイス面の材質により、音、打感、初速、スピン量みんな違う。
PINタイプ、マレットタイプに共通してですが。
インサートされている樹脂が硬い物から柔らかいものまで種類があります。
同じメーカーで同じヘッドでもフェイスインサートモデルから、溝の有るモデル。
無垢のモデルでも、材質の硬さの違う金属が使われているモデルが揃えてあります。
要は、パターは人それぞれの好みがあり、色々な好みに答えられるようメーカーは色んな種類を増やしています。
自分の選定基準を見直し、カッコよさや打感だけでなく、ボールの転がりを基準にして、自分のマイボールとの相性もテストしてください。
パターを仕打ちに行くときは、マイボール持参で行くのも、有りだと思います。
お店のテストグリーンのボールは柔らかい物ばかりです。
マイボールが自分で決まっていない方は、今すぐ決めましょう。
実施には人工芝でなく、実際のグリーン上でないとボールとパターの相性はテストできません。
好みですが、いつもショートが多い人は、フェースインサートのパターを試してはいかがでしょう。
スピン量が減って、良い転がりが得られるかもしれません。
いつもオーバー気味の人は、ノンインサートの削り出しパターを使って見てください。
タッチ・インパクトの感覚が磨かれて、距離感が合うかもしれません。
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