優勝者のマネジメント

ゴルフは挽回の出来ないスポーツです。
プロはバーディーを取ってアンダーを競うスポーツですが、我々アマチュアは、いかにパープレーで上がれるかのスポーツです。
アマチュアは一旦ボギーを打ってしまったら、取り返すことが難しいのです。
いかにダボを打たないか、いかにボギーにしないかを考え、マネジメントをして一つ一つパーを積み上げて行くことです。
そんなことは、自分でもとっくに解っているのに、結果が付いてこない。
「出来ているはずが、出来ていなかった」。
自分よりも上級者とプレイをしてみて、その徹底したマネジメントを目の当たりにすると、自分のプレイが如何に「バクチ」だったことが良く分かります。

メダリストのマネジメント

maebashi17-1

先日の試合での出来事です。
同じ組でプレイした同伴者(大学生)が、69で優勝しました。
狭くて長いパー5(540y)。左は全てOBで、右にチョット曲げると林に入り、パーが取れなくなるホールです。
ティーから230yと残り100y付近に大きな木があり、3打目を何処から打つかがマネジメントを要求されるホールです。
このホールでいかにパーを取るかが要のホールです。
上手くマネジメント出来ればパー。ミスるとダボになるホールです。

私的には、フェアウエー左側の木は230yで越えるので、ドライバーで木の前方まで飛ばす戦略でした。
右に曲げると林。左はずっとOBです。
セカンドショットは、グリーン手前100y付近の木とバンカーを避けて手前に刻みます。
奥のグリーンはバンカーと回りがOBで囲まれているので、無理は出来ません。

何と優勝者ともう一人の上級者は、ティグラウンドで迷わずにアイアンを手にしたのです。
エッ、アイアン?と思ったのですが、その手があったのかと感心しました。
確かに、200y+200y+140で届きます。
安全に行けるマネジメントです。
私も練習ラウンドでは、ドライバーしか握ったことがなかったので、今まで通りにドライバーで行きました。

まだまだ勉強不足です!

結果的には、試合の緊張からか、私のドライバーはつかまりの悪いフェードで、ラフの木の後ろに止まってしまいました。
フェアウエーの左の木の前に出すだけになってしまいました。
何とか4オンさせるも、グリーンの傾斜が読めずに3パットのダブルボギーになってしまいました。
カットラインが79なので、ダブルボギーを打っていると予選落ちです。
問題点は二つあり、その内の一つは、準備・研究・勉強不足です。
このようにGoogleアースでコースを上から分析しておけば、攻め方の戦略も簡単に立てられるのに、明らかに研究不足でした。
もう一つは、2人の上級者の徹底したマネジメントとの違いでした。
400yを切る短いホールは、ドライバーを持たない。
絶対に曲げない。絶対にボギーを打たない。絶対パーを取るという執念です。
それから見ると、私のゴルフはまだまだイチかバチかのバクチのゴルフです。
良い時もあれば、悪い時もある。
でもそれでは試合では勝てません。
勉強になりました。
やはり、ゴルフは上級者とプレイすると勉強になります。
LINEで友だち追加してね!


関連記事





記事を気に入っていただけたかたは、「いいね!」をお願いします。⇩⇩





友達にこの記事を「シェア」しましょう。
下のボタンからお願いします。

関連記事

ページ上部へ戻る