今日は、重心の話です。
野球・テニス・卓球・剣道・スキーなど、どんなスポーツでも、かかとに重心を乗せていたら動けません。
ゴルフの場合、動き出しは止まっている状態から、静止しているボールを打つので、勘違いしやすいのですが・・。
ゴルフも、実はいつも心の中では、リズムを刻んでいて、何時でも動き出せることが重要になります。
「母指球」に乗れないと球は飛ばない!
最近よく練習しているのが、「空手の瓦割り」ポーズです。
実際には、瓦は割りませんが、クラブを持たないでアドレスをして下さい。
瓦を割るつもりで、下を向きます。
瓦を割ろうと、右腕を引いた時には、理想のトップの状態が作られるのです。
重心は、母指球に乗っているはずです。
右の股関節もしっかり入っているはずです。
肩も回っていないと、腕の力だけでは割れません。
切り返しでは、自然に体重移動と下半身からのスタートが出来るはずです。
下半身の回転の後に左腕を引きながら、体重を乗せて右こぶしを瓦に向かって突きます。
この時も、右足で踏ん張り、蹴りながら体重を乗せていくのが判るでしょう。
ゴルフのスイングで、こんなにも力強く、パワーの溜まったスイングが出来ているでしょうか?
母指球に重心を乗せる重要性
- 何時でもスタートが切れる
重心が前に乗っていないと、スタートが切れないのです。
動作がワンテンポ遅くなります。 - 足で蹴ることが出来ないので、飛ばない。
腕の力と、上半身の力だけなので、飛びません。
飛ばすためには、下半身が使えないと飛ばないのです。 - 重心が暴れてしなう。
重心が前後左右に動かないと、動き出すことが出来ません。
安定した前傾姿勢で回転できないことになります。 - 股関節が入らない。
重心がかかとにあると、捻転した時に、股関節が入りません。
股関節が伸び切ってしまい、捻転差が使えない腰抜けのスイングになり、飛ばない。
やっているつもりが殆どです。
意識して、やっているつもりでも、結構出来ていないものです。
スマホでチェックしてみましょう。
体感してみないと判りません。
練習方法としては。
①かかとを浮かしたまま、スイングしてみる。
②ゴムマットの端に立って、かかとが付かない状態で、ショット練習をする。
③板の上でかかとを浮かせた状態でスイングする。
などなど、色々ありますが、何かでかかとを浮かせた状態で、バランスよくトップから、フォローまでスイングできるようにしましょう。
思ってる以上に、難しいですよ。
重心軸を前後左右にブラさないで、体の中心軸を意識した、回転運動を覚えましょう。
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