カップの10秒ルール・10秒後に入ったボールは?
年も開けていよいよ春になります。
春のゴルフは風がつきものです。
グリーン上でカップの淵に止まったボール。
入れ入れと念じながらカップに近づき、風の影響でカップインを待ちました。
ボールが止まってから、15秒程度たっていたので、その処置について意見が分かれました。
10秒はどこから10秒なのか。
10秒過ぎてカップインしたら、どの様な処置になるのでしょうか。
規則では、ホールに歩み寄る時間はカウントされません。
プレーヤーは不当に遅れることなくホールに歩み寄る時間に加え、球が止まっているかどうかを確かめるために更に10秒間待つことができる。とあります。
- プレーヤーがホールに歩み寄る時間は、10秒にカウントされません。
但し、「不当に遅れることなく」と条件が付きます。
わざと時間稼ぎのような遅延が確認されれば、「不当の遅延」と見なされ2打罰になります。 - プレーヤーがホールに到着してから、10秒待つことが出来ます。
10秒以内にカップインすれば、ホールアウトになります。 - 10秒以上たってからカップインした場合、その最後のストロークでホールインしたことになりますが1打の罰打を加えなければなりません。
規則 16-2 ホールのふちからせり出している球
球の一部がホールのふちからせり出している場合、プレーヤーは不当に遅れることなくホールに歩み寄る時間に加え、球が止まっているかどうかを確かめるために更に10秒間待つことができる。
その間に球がホールに落ち込まなければ、その球は止まったものとみなされる。
球が前記の時間を過ぎてホールに落ち込んだときは、最後のストロークでホールに入ったものとみなされ、プレーヤーはそのホールの自分のスコアに1打の罰を加えなければならない。
それ以外の場合には、規則16-2による罰はない。
(不当の遅延-規則6-7参照)
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