プロのシャフトはなぜ重い。
男子プロのドライバーやFWのシャフトを見ると70Xや80Xを使用しているプロがいます。
なぜ重く硬いシャフトを使うのでしょう。
- 重いシャフトが好みでなく、しっかりした、ねじれの少ないシャフトが好みなのです。
強度を求めると必然的に重くなってしまうのです。 - プロは手で振らないので、体幹で上げて下半身リードで切り返します。
体幹で回転して振るので、少し重めの方がタイミングか合うのです。 - アイアンがほとんどダイナミックの100X位のスペックなので、
番手の重量のバランスを考えると必然的に重くなりがちになります。
これからの傾向としては、カーボンシャフトの進化によって、変わろうとしてます。
プロが求めるスペックは、早く回転する為に出来るだけ軽く、ねじれの少ないしっかりしたシャフトを求めます。
70Xを使用していたプロが、60Sか60Xで軽くてしなりながら、70Xと同じ硬性が出るシャフトで長さを0.5~1インチ長くし、飛距離を伸ばします。
ドライバーが軽くなるのと同時にユーティティーのシャフトがスチールからカーボンに変更になります。
80X、90Xのユーティティー用カーボンシャフトを入れる傾向です。
現在の技術では、スチールよりカーボンシャフトの方がしっかりしたシャフトが作れるのです。
問題はコストが高くなるのが欠点ですけど。
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