ある上級者の名言
先日クラブのパター練習場でのメンバーさん達の会話
メンバーさんが上級者の方に、「最近パターが全然入らなくて困っているので、秘訣を教えください。」と訊ねたら、「そんな秘訣があったらこちらが教えてほしいよ」との切り返し。
ただ、「先輩から教えてもらったことは、苦手のクラブほど、ゆっくり振れ」と教わったとのこと。
隣で聞いていた私の脳に電撃が走りました。
すごいこと聞いちゃった。
これこそゴルフの極意ではないかと思います。
「苦手なクラブほど、ゆっくり振れ」
すばらしい。その言葉を頭の中に止めて置き、その日のラウンドテーマになりました。
私の苦手は次の3点です。
- 1ピン以内の大事なパット。
これを決めればナイスパーとか、バーディーという場面での「入れに行きたいパット」を「もったいない」パットにしてしまいます。
上級者は必ず決めてきます。
その差が2~4打差の決め手になってしまいます。 - フェアーウエイウッド
練習場ではナイスショットが打てるのに、コースや試合になると自信が無くて使えない。
特に3W。ティーショットは問題ないのですが、ロングホールのセカンドショットがタイミングが速くなったり、力んだりで成功率が低くなってしまいます。 - 100y以下の大事なアプローチ
ティーショットがナイスショットで飛距離も出て、「ここでピンに着ければバーディーが狙える」と頭の中をよぎったとたんに、ザックリやヒッカケてが出てしまいます。
その日の結果は。
ほとんど2オン出来ないセカンドショットが打ち上げのロングホール。
いつもは打ち上げなので高さが出る5Wを使用します。
ドライバーがナイスショットで距離も出てフェアーウエイど真ん中、残り230yの打ち上げで250y以上必要です。「ここで3Wを使わないでどこで使うの?」と言われそうな場面で、3Wを使用し「ゆっくりゆっくり」ととなえながら、これもナイスショット。
グリーンに行ってみたら乗っているではありませんか。
他のメンバーが100y程度残しているのに、ピンまで1ピンに付けてのイーグルパット。
イーグルはならないまでも、3cm外れてOKバーディーでした。
その他にも、100y前後のセカンド、サードショットが面白いようにピンに絡み、自分が別人になったような一日でした。
その日の自分としては「開眼した」と思えるような一日ですが、ゴルフは毎日違うものです。
「苦手なクラブほど、ゆっくり振れ」を忘れないでゴルフをして行きたいと思います。
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