グリーンまでの距離をどうやって確認しますか?
距離の測定器が無い場合は、ゴルフ場のヤード表示が目安になりますが・・。
頼りになるかは判りません。
アベレージゴルファーの場合、自分の目測で約何ヤードか判る人はいないでしょう。
勿論正確な距離が判っても、その通りに打てないから必要ないと、言ってしまえば話は終わってしまいます。
まずは、正確な距離が判って、正確な距離を打つ練習をしないと、どれだけの距離を打っているのかさえ知らずに終わってしまうのです。
アイアンの名手になろう!(その4・対角線の距離)
対角線は、距離が長くなる
私の行っているゴルフ練習場は、右側と左側に100yの小さなグリーンがあります。
季節によって風の向きと、その時の打席の場所によって距離が違ってきます。
打席のセンターで打てるば、左右の100yは同じくらいの距離になるのですが。
打席が左右どちらかにずれた場合は、左右の100yは、距離が微妙に異なってくるのです。
三角定規と同じように、対角線上の距離は、長くなるのです。
どの位の距離の差が出るのか、スコープが有れば測ってみましょう。
無風状態の時と左右どちらからか風が吹いている時に、どの位の差が出るのか経験しておくのです。
コースで、100yのフェアーウエイからピンまで測定した場合。
左サイドのフェアーウエイ100y地点と、右サイドのフェアーウエイ100y地点で、どの位の距離の差が出るのか、知っておく必要があるということです。
これは、勿論フェアーウエイの幅によって違います。
ワングリーンかツーグリーンかによっても違います。
基本的に、ヤード表示はフェアーウエイセンターからの距離表示になっていると思います。
なので、ワングリーンの場合は、それ程フェアーウエイの左右で距離の差は少ないでしょう。
ツーグリーンの場合は、グリーンと反対サイドのフェアーウエイからでも、10y~20yも長くなることがあります。
フェアーウエイの幅と、グリーンとグリーンの離れた間隔によって違いが出ます。
同じフェアウエイ100y地点からでも、右と左サイドでは、10~20yも距離の差が出るのです。
どうやって、覚えるの?
この距離間の把握は、経験を通してしか身に付きません。
正確な距離を測定できないと、把握できません。
2019年からは、正式のルール改正で距離の測定器の使用が認められました。
これは、スコープの距離の測定器で確認しながらでないと、正確な距離はわかりません。
GPSタイプの測定器の場合、フェアーウエイのセンターからグリーンセンターまでのアバウトの測定になります。
フェアーウエイの左右の距離の差や、グリーンのピンの位置によるズレは考慮されないのです。
勿論、150y前後のグリーンのセンターを狙って、グリーンオンを目的のショットは、アバウトでも良いでしょうが、100y前後のピンを狙ってのショットは、5~10y以内の範囲で正確な距離の把握が必要です。
上級者の方は、判っている方が殆どでしょうが、アベレージゴルファーの方は、ヤード表示のまま考えるのが普通でしょう。
知っているか知らないかで、数ストロークの差が出てしまうんです。
グリーンに届かずにバンカーに入ってしまうと、10打くらい簡単に差が出るでしょう。
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