ボール探しの時間。5分から3分に変更になります!

2019年1月1日から適用される規則で、ボールの捜索時間が、5分から3分に変更されます。

3分なんてあっという間の時間です。
紛失可能性のある場合は、必ず「暫定球」を打っておきましょう。

以下の記事内容は、2018年までの規則に基づいたものです。

ボール探しの時間。何処から5分間、どこまで5分間

ティーショットを曲げて、アウトオブバウンズ(OB)方向へ行きました。
半分諦めていたので、3分ほど見つけてから諦めてティーグランドに戻った時に、
同伴者が5分内に見つけてくれました。
ボールの場所まで行くには2分くらいかかり、ボールを確認するまでに5分以上になってしまいます。
ボール探しの時間は、どこから、どこまでが5分間なのでしょうか?

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ボールを探し始めてから、見つかるまでの5分間

  1. 探し始めてから計測スタートです。
    一人で探しても、皆で探しても探し始めてから、規則では5分です。
  2. 見つかるまでの時間です。
    5分以内に見つからなければ紛失球(ロストボール)です。
    上記のケースの場合、5分以内に見つかっているので、ボールまで戻って確認する時間は5分間に含まれません。
    戻って確認して、次のストロークを行うまで、合計10分になっても問題ないのです。

誰が計測するの

  1. ゴルフ規則の第1章は「エチケット」です。プレーヤー自信が「審判」です。
    ゴルフの精神にゴルフは、ほとんどの場合レフェリーの立ち会いなしに行われる。
    マーカーはレフェリーではない。とも明記しています。
    正式競技では、「レフェリー」とは事実問題を判定し規則を適用するために委員会によって任命された人をいう。
  2. 基本ボールは皆で探しましょう。
    「スロープレーにならないように」「同伴プレーヤーに迷惑を掛けないように」と気を使いながら、自分のボール探しに走って行く人がいます。
    エチケットの精神的には、良いように思いがちですが、そうでしょうか?。
    同伴者が皆が皆、他人のボール探しを手伝わないで、自分のボール探しに迷走するのは、ゴルフの精神に反する行為だと思います。
    基本進行方向、ホールから一番遠い人のボールから、皆で順番に見つけて確認して行きましょう。

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参考:第2章 用語の定義 33 紛失球(Lost Ball)

 次のどれかに当たる場合、球は「紛失」したものとみなされる。
a.プレーヤーのサイドやそのキャディーが球を探し始めてから5分間以内に、球が見つからないか、またはプレーヤーが自分の球であると確認できないとき。
b.初めの球(オリジナルボール)があると思われた場所か、その場所よりもホールに近い地点からプレーヤーが暫定球をストロークしたとき(規則27-2b参照)。
c.プレーヤーが規則26-1a、規則27-1、 あるいは規則28aに基づいてストロークと距離の罰のもとに別の球をインプレーにしたとき。
d.見つかっていない球が局外者によって動かされていたこと(規則18-1参照)、あるいは障害物の中(規則24-3参照)、異常なグラウンド状態(規則25-1c参照)、ウォーターハザード内(規則26-1bまたはc参照)にあることが分かっているか、ほぼ確実であるという理由からプレーヤーが別の球をインプレーにしたとき。
e.プレーヤーが取り替えられた球をストロークしたとき。
誤球のプレーに使われた時間は球を探すために許される5分間には入れない。

規則裁定 27/5.5 5分間以内に初めの球は見つかったが、5分間が過ぎたあとまで自分の球と確認できなかった場合

質問: プレーヤーは第2打の球を4分間ほど探したが見つからなかったので、規則27-1に基づいて別の球をプレーするためフェアウェイを歩いて戻りかけたところ、その直後に球が見つかった。まだ5分間の球探しの時間内であったが、そのときプレーヤーは球が見つかった場所からかなり離れた所にいたため、球探しのための時間が時間切れとなる前にその球を自分の球であると確認することができなかった。この場合、どのように裁定すべきか。

回答: 球探しを始めてから5分間以内に球は見つかっているので、その球が自分の球であるかどうかを確かめるために、球が見つかった場所まで行くのに必要な十分な時間がプレーヤーに許される。プレーヤーがその球を自分の球と確認できれば、たとえ球の確認が5分間の球探しの時間を過ぎたあとになっても、その球は紛失球ではない。

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