救済の取り消しって出来るの?
アウトオブバウンズの境界ネットの方向に飛んで行ったボール。
行ってみると幸い、OB杭はネットの外側。
周りは木がたくさんあり、下は木の根や土のベアグラウンド。
フェアーウエイにチョイ出しするしかありません。
チョイ出ししようとすると幸いにも、打ち出し方向は開けているが、クラブが少しネットに当たる。
救済を受けるのに、ニアレスポイントを決めて、ボールを拾い上げ、ドロップする場所を検討すると・・。
下が土や木の根っこなので、どこに転がるかわかりません。
木の根っこに引っかかる。
転がり落ちて植木の中に入る可能性がある。
救済を受けずに、元の場所から打つ方が得策という結論に。
救済はやめます。
と拾い上げたボールを元の場所にリプレース。
この場合は、無罰?。
救済のキャンセルは出来るの?。
救済のキャンセルは可能です。
動かせない障害物の救済を受ける場合、プレーヤーは罰なしにその球を拾い上げて、(a)救済のニヤレストポイントから1クラブレングス以内で、(b)救済のニヤレストポイントよりもホールに近づかない所にその球をドロップしなければならない。
救済が無くなると、無罰でのボールの拾い上げが出来なくなります。
- ボールを拾い上げている場合
ニアレスポイントを決めて、ボールを拾い上げている場合は、無罰で拾い上げることが出来なくなるので、拾い上げた罰で1打罰が付きます。 - ボールを拾い上げていない場合
ニアレスポイントを決めたが、まだボールを拾い上げていない場合は、無罰で取り消しが出来ます。
救済を受けるか受けないかの判断は、よく考えて行いましょう。
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規則裁定:8-2a/12 救済を受けて一旦拾い上げた球を、元の位置にリプレース
質問:動かせない障害物(または異常なコース状態)からの救済を受けて球を拾い上げたが、規則に基づいてドロップできる唯一の場所といえばまず間違いなくアンプレヤブルとなりそうな所であることに気付いて、プレーヤーは球を元の位置にリプレースした。この場合、どのように裁定すべきか。
回答:規則24(または規則25)に基づいて救済を受けるために、プレーヤーは球を拾い上げることができる。しかしながら、救済を受けないことにあとで心変わりしたことによって、球を拾い上げることができるというプレーヤーの権利は否認され、プレーヤーはインプレーの球を拾い上げたことに対して規則18-2aにより1打の罰を受ける。
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