どんどん使おう「アンプレアブル」
アンプレアブルというと、皆さんどんなイメージを持っていますか?
どうにもならない状況下で、1打罰を受けて、池ポチャとかOBとか一緒のイメージを持っている方は多いしょう。
しかし、アンプレアブルは救済なのです。
罰やペナルティーではないのです。
特にアベレージ100を切れないゴルファーの方は、上手く使うとトラブルでの大叩きが無くなります。
知らずに無理して打つから、大叩きになるのです。
「アンプレアブル」とは
- アンプレアブルは、救済の処置であるということ。
困ったときに助けてくれる方法なのです。
1打罰を受けるのでなく、お礼に1打を払うと思えばいいのです。
1パット入らなかったのと同じなのです。 - 自分で決められるのです。
ウォーターハザードを除いて、コース上のどこでも、いつでも宣言すれば使うことのできる、秘密兵器なのです。
ゴルフの規則や他人が決めることでないので、自分が難しいなと思えばいつでも使えます。
たった1打で良いのです。 - 3つの救済方法から選べます。
無理して打つより、3つの選択肢の中でより良い方法があれば、アンプレアブルしましょう。
無理して打って、ダボ、トリプルの可能性がボギーで収まります。
処置方法
- 最後にプレーした元の位置から、打ち直し。
- バンカー内を除き、グリーンのカップとボールを結んだ線上の後方にドロップ。後方なら、どこまで下がってもOKです。
距離の制限が無いので、隣のホールのフェアーウエイからでもグリーンを狙えます。 - ボールのあった箇所から、2クラブレングス以内で、ホールに近づかない場所にドロップ。
- バンカー内は、元の場所からの打ち直し以外は、バンカー内でドロップ。
こんな時に使おう
- 林に打ち込んで、1打で上手く出せそうもない時。
- 木の根っことか、木の根元とかライが悪い時。
- ブッシュの中に打ち込んでしまって、打てそうもない時。
- あごの高い、深いバンカーに入ってしまい、1打で上手く出そうもない時。
又、急傾斜のバンカーに目玉になっている時。 - 丘陵コースでティーショットを低い隣のコースに落としてしまい。
1打で打ちあげて戻って来れそうもない時
アンプレアブルで打ち直しできます。
◎ 救済とその処置
規則28 アンプレヤブルの球
球がウォーターハザード内にあるときを除いて、
プレーヤーは、コース上のどこででも、自分の球をアンプレヤブルとみなすことができる。
プレーヤーは自分の球がアンプレヤブルであるかどうかを決めることのできる唯一の人である。
自分の球をアンプレヤブルとみなした場合、プレーヤーは1打の罰のもとに次の中から1つを選んで処置しなければならない。
a.規則27-1に規定するストロークと距離に基づく処置をとり、初めの球を最後にプレーした所のできるだけ近くで球をプレーする(規則20-5参照)。
b.ホールと、球があった箇所を結んだ線上で、その箇所よりも後方に、球をドロップ。この場合には、球のあった箇所より後方であればいくら離れても距離に制限はない。
c.その球のあった箇所から2クラブレングス以内で、しかもホールに近づかない所に、球をドロップ。
アンプレヤブルの球がバンカー内にある場合、プレーヤーは前記のa、b、cにより処置することができ、プレーヤーがbかcの処置を選んだときは、球はそのバンカー内にドロップしなければならない。
規則28に基づいて処置する場合、球は拾い上げてふくことができるし、別の球に取り替えることもできる。
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