ニアレストポイントを決めるクラブ

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ニアレストポイントを決めるクラブ

意外と知られていないニアレストポイント

クラブの月例競技に参加されている方でも、正式にニアレストポイントの決め方を知らない方が結構います。
テレビのゴルフ中継を見ていても、1クラブを計測しているシーンはよくドライバー(1W)を使用しているシーンをよく見ます。

ニアレストポイントの決め方(救済方法)

  1. ニアレストポイントを決める
    ボールのある位置でその場所で使用するであろうクラブでスイングした場合に障害物が障害にならない場所。
    ホールに近づかない場所であること。
    幾つかの候補の内、元のボールの位置に一番近いポイント。
    (基本ニアレストポイントは、一カ所しかない)
    救済を受ける際に、元のボールのライよりも悪い場所になる場合もある。
    ニアレストポイントを決めてマークをします。
  2. ドロップエリアを決める
    ホールに近づかない、ニアレストポイントより1クラブレングスの半円弧のドロップ範囲を決めます。
    ここで使用のクラブは一番長いドライバー(1W)を使用してもOKです。
    一番遠いポイントと一番近いポイントにマークをします。
    マーク内のエリアにドロップします。
  3. 再ドロップする
    ドロップしてボールの止まった場所が次の場合に再ドロップになります。
    ニアレストポイントよりホールに近づいた場合。
    コース上に最初に落ちた箇所から2クラブレングスの半円弧より外側に出て止まった場合
    ボールの落ちた箇所から2クラブレングス以内の場合は、ボールの止まった位置です。
    ここで使用する2クラブを測定するクラブは、ドロップエリアを決める際(1クラブ)に使用した同じクラブでないといけません。
  4. 再ドロップをしても、ドロップエリアの上記救済条件にボールが止まらない場合。
    再ドロップをして、ボールが地面に落下したポイントにリプレースします。
    再ドロップの際、ボールが転がって止まらない可能性がある場合は、
    一番条件の良いポイントにドロップする必要があります。
規則・用語の定義:36 救済のニヤレストポイント(Nearest Point of Relief)

「救済のニヤレストポイント」とは、動かせない障害物(規則24-2)、異常なグラウンド状態(規則25-1)、
あるいは目的外のパッティンググリーン(規則25-3)による障害から罰なしに救済を受ける場合の基点となる点をいう。
救済のニヤレストポイントは、次の条件を満たす所で球の止まっている箇所に最も近いコース上の1点である。

(i)ホールに近づかず、しかも
(ii)そこに球を置けば、ストロークをする時に救済を受けようとしている状態による障害がなくなる所。
この場合のストロークとは、プレーヤーがもしその状態がなかったら初めの球の位置でストロークしていたはずのストロークのことをいう。

注:救済のニヤレストポイントを正確に決めるためには、次のストロークのためにアドレスポジションやプレーの方向やスイングをいろいろと試みる際、救済を求めているその物や状態がそこになかったら使っていたはずのクラブを、プレーヤーは使うべきである。
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