ドロップされた球が止まる前に、拾い上げた球

ついうっかり犯してしまいそうなミスなので、注意しましょう。

ドロップした球は、ドロップした球がコース上に落ちる前や落ちた後で球が止まる前にいかなる人またはいかなるプレーヤーの携帯品に触れてはならない。
もし人やプレーヤーの携行品に振れた場合は、その球は罰なしに再ドロップしなければならない。
その際の再ドロップについては、回数に制限はない。
但し、これは意図的に球に振れた場合ではなく、偶然的に人や携行品に振れた場合なのです。
プレーヤーやキャディーが球を拾い上げた場合は、意図的に振れたことになります。

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再ドロップが確定される場所で拾い上げた球

  • 明らかに再ドロップを要する場所に転がって行き、再ドロップの可能性が無くなることが考えられない様な場合は、罪はない。

再ドロップがまだ確定されない場所で拾い上げた球

  • 再ドロップを要する場所まで、まだ転がっていないのに、拾い上げられた場合。
    規則1-2(球の動きに影響を及ぼす、あるいは物理的条件を変える)が適用になります。
    マッチプレーでは、そのホールの負け。ストロークプレーでは2打罰が付きます。
  • 球が止められた場合は、止められた場所から、あるがままでプレーします。
  • 球が拾い上げらた場合は、拾い上げられた場所にリプレースしなければならない。
    この場合は拾い上げた罪は無い。
    リプレースした場所からのプレーになります。
  • 球が止められたり、拾い上げられた場所以外から、プレーをすると、誤所からのプレーになります。注意しましょう。

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規則裁定:20-2c/4 ドロップされた球が止まる前に、キャディーが球を受け止める(罰がつく場合)

質問:プレーヤーのキャディーが、プレーヤーのドロップした球を意図的に止めた。
この場合、どのように裁定すべきか。

回答:プレーヤーのドロップした球が規則20-2cにより再ドロップを要する場所に転がっていった場合で、そのような場所から球がまた転がり戻って規則20-2cが適用とならなくなるようなことは常識では考えられないときは、プレーヤーのキャディーがその球を止めても罰はない。
しかしながら、ドロップした球が再ドロップを要する場所までまだ転がっていっていないのに、プレーヤーのキャディーが早まってその球を止めた場合、プレーヤーは、規則1-2により(規則20-2aの末尾に、規則1-2参照となっている点に留意のこと)、マッチプレーではそのホールの負けとなり、ストロークプレーでは2打の罰となる。なお、ストロークプレーでは、プレーヤーは球が止められた所からその球をあるがままの状態でプレーしなければならない。もし球が止められた時にその球を拾い上げていたときは、追加の罰なしに球が止められた所に球をリプレースしなければならない。この状況では、球を止めて拾い上げる行為は時間的に互いに近接していて介在する行為がない。従って、2つの行為は関連する行為で1つの罰(規則1-2に基づく2打)が適切である(裁定1-4/12原則4参照)。
プレーヤーの球がプレーヤーやパートナー、パートナーのキャディーあるいはプレーヤーが承認した他の人(例えば、相手や同伴競技者)によって意図的に止められていた場合も、同様の考え方が適用となる。
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