力の8割が一番飛ぶ?
コンペのドラコンホールやパー5のロングホールなど、距離の長いホールのティーグラウンドに立つと「飛ばしてやろう」と思うのは誰でも同じです。
プロもここ一発、飛ばすホールと曲げないホールと打ち分けています。
プロとアベレージゴルファーとでは何が違うのでしょう?。
飛ばす方法を知ろう
プロは飛ばす方法を知っているのです。
アベレージゴルファーは強く打とうとして力んでしまいます。
どうやったら飛距離が伸びるのか考えてみましょう。
- ヘッドスピードを上げる。
- ヘッドスピードを上げるためには、クラブヘッドが走らなければいけません。
クラブヘッドが走る為には、腕からシャフトが鞭のようにしなって動かないといけません。
野球のピッチャーが腕を鞭のように使ってボールのスピードを上げているのと同じです。
ボールを強く握りしめた、腕に力の入った投げ方では、スピードは半分も出ません。
ゴルフのスイングは、野球のピッチャーがアンダースロー(下手投げ)で投げる動作と似ています。
踏み込んで足、腰、腕の順に回転して腕をしならせて投げています。
- 力の抜けたアドレスを作る
重心を下半身に置いて、上半身の腕、肩の力を抜きましょう。
クラブは上から押さえつけるように持たないで、下から持つようなイメージでグリップしましょう。
肘が内側にたたみやすくなり、柔らかい肘使いが出来るようになります。
- 強く打つのではなく、早く回る。
ゴルフのスイングは、打つのではなくて、回るのです。
トップまでしっかり回って、フィニッシュまでしっかり回りきる意識を持ちましょう。
力んだスイングでは、綺麗なフィニッシュを取れません。
- ヘッドスピードを上げるためには、クラブヘッドが走らなければいけません。
- ミート率を上げる
- まずミスショットをしないこと。ミスショットの一大原因は力みです。
力むことによってスイングリズムが乱れることが原因です。
- フィニッシュまで回りきろう。
打とうと思うか、回ろうと思うかによってスイング軌道は変わります。
打とうと思ったとたんにトップは浅くなり、切り返しも速くなり、打ち込んでしまいます。
回転しようとする意識が、軸が出来て、ミート率の再現性が上がるのです。
- まずミスショットをしないこと。ミスショットの一大原因は力みです。
- スピン量を減らす。
- 力を入れて強く打ち込めば打ち込むほどスピン量は増えます。
スピン量が増えればボールは高く上がります。
又、スピン量が増えたボールは風の影響を受けやすくなる為に飛距離も出ません。 - スピンが横に掛かると、チーピンやスライスになって大叩きの原因になってしまいます。
- 力を入れて強く打ち込めば打ち込むほどスピン量は増えます。
飛ばそうと思わない事
飛ばそうと思ってしまうと力が入ってしまう為、コースの状況によって、思考を変えましょう。
プロはフルショットで打っている人はいません。
ドライバーはフルショットの8割程度。
アイアンはドライバーの8割程度です。
- 「ここはヘッドスピードを少し上げて打とう」
普段から腕の力を抜いた、しなるようなヘッドスピードを上げる素振りを練習しておいてください。
飛ばそうではなく、ヘッドスピードを上げようと思うだけで、力が抜けるようになります。 - 「このホールは狭いので、ミート率を上げて打とう」
ミート率を上げるには、リズムやタイミングが重要になってきます。
打ち急いだり、体が止まることなく、フィニッシュまで振り切りましょう。
ミート率を上げるには、フルスイングでは無理なので、自然に8割位のスイングになります。 - 「アゲンストの風が強いので、スピン量を減らして打とう」
向かい風の時ほど、風に負けないように強い球を打ちたくなりますが、強い球を打つとスピン量が増えてしまうのです。
又、強く打とうとするあまりに、スイングのタイミングが速くなり、ミスショットが出やすくなります。
結果、飛距離はかえって落ちてしまいます。
スピン量の少ない球は、表現は難しいですが、突き刺さって行くような球ではなく、ポーンとドーンと上がって行くような球です。
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