先日の新玉村ゴルフ場のNo2での出来事。
グリーン手前のバンカーで、打った球が行方不明になりました。
ピンまで距離があるので、砂を薄めに取ろうとしたらトップしました。
打った感触では、トップ気味で正面の土手に当たった模様ですが、ボールがありません。
バンカーと芝の間に潜り込んでしまった模様ですが、打った本人も確証がありません。
土手に当たって、後ろに飛んだケースも考えられます。
【人生初の奇跡】バンカー内で見つからない球
さて、どのように処置をすれば良いのでしょうか?
競技委員の見解も聞いてみたいですね。
まず、この場合考えられるのが、どこに行ったのか分からないことです。
今回は動画を撮影しているので、後から確認できますが、打った時点では確認できません。
まず考えられるのが、ロストボールとアンプレヤブルです。
それぞれ、どんな考え方が有るのでしょうか考えてみましょう。
紛失球(ロストボール)
ボールが見つからないわけですから、紛失球です。
芝と砂の間に入ってしまった場合は、探しようがありません。
探すことは可能ですが、ボールを触って動かしてしまう事になります。
ボールを動かさずに探すことが出来ないわけですから、この状態で3分間探して、紛失球又は暫定球としてもとの位置から打ち直します。
ボールがバンカーの外に出ている場合もあります。
グリーンの近くで見つかる場合もありますので、暫定球としてもとの位置から打っておくことも出来ます。
紛失球の場合は、1打罰です。
アンプレヤブルの処置
アンプレヤブルは、競技者が唯一自分で判断できる救済処置です。
球が見つからなくても、宣言することが出来ます。
この場合は、1打罰でバンカー内に救済を受けるか、もとの位置で打ち直すことになります。
2打罰で、バンカー後方に救済を受けることも出来ます。
アンプレヤブルで救済を受けると、後でボールが見つかっても無効になります。
今回の結果は
妻とのツーサムのラウンドであり試合でもない為、面白いのでボールを探しました。
なかなか見つかりませんでしたが、ありました。
結果、アンプレヤブルでもとの位置から打つことにしました。
「本当にこんなことがあるの?」と芝の下を探したところ、芝の下から出てきました。
笑っちゃいましたけど・・。いい映像が取れたと思います。
ラウンドの動画は、編集が終わりましたら公開しますが楽しみにしてくださいね。
このホールは、木に当たったりトラブル続きで結局+5オーバーの9打でした。
もし試合なら、見つかる可能性にかけて、紛失球で暫定球を打ちますね。
参考規則
19.1 プレーヤーは、ペナルティーエリア以外のどこででも、アンプレヤブルの球の救済を受けることを決めることができる
プレーヤーは、規則19.2や規則19.3に基づいて罰ありの救済を受けることにより自分の球をアンプレヤブルとして扱うことを決定できる唯一の人である。
アンプレヤブルの球の救済は、ペナルティーエリアを除き、コース上のどこででも認められる。
球がペナルティーエリアでプレーできない場合、プレーヤーの唯一の救済の選択肢は規則17に基づいて罰ありの救済を受けることである。
19.2 ジェネラルエリアやパッティンググリーンでのアンプレヤブルの球に対する救済の選択肢
プレーヤーはいずれも1罰打となる規則19.2a,b,cの3つの選択肢の1つを使用してアンプレヤブルの球の救済を受けることができる。
•• 元の球が見つからなかったり、確認できなかったとしても、プレーヤーは規則19.2aに基づいてストロークと距離の救済を受けることができる。
•• しかし規則19.2bに基づく後方線上の救済や、規則19.2cに基づくラテラル救済を受けるためには、プレーヤーは元の球の箇所を分かっていなければならない。
19.2a ストロークと距離の救済
プレーヤーは直前のストロークが行われた場所から元の球か別の球をプレーすることができる(規則14.6参照)。
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