バンカーショットが一度で出ない場合、一度整地してから打ってはダメなの?
グリーン方向に大きなバンカーで、一度脱出に試みたバンカーショットが10y先の同じバンカー入った。
手前のバンカーショットの後と足跡を整地してから、10y先の同じバンカーのショットをしようとした場合。
同じバンカー内なので、ハザード内のテストとして、扱われるの?
解説:まず、規則では、13-4 球がハザード内にある場合;禁止行為
a.そのハザードや他の同じようなハザードの状態をテストすること。
b.そのハザード内の地面やそのウォーターハザード内の水に自分の手やクラブで触れること。
c.そのハザード内にあるか、またはそのハザードに触れているルースインペディメントに触れたり、それを動かすこと。
とあり、テストをすることや、砂に触れることを禁止しています。但し、
規則の例外では、バンカーからの脱出に失敗し、プレーヤーのボールがまだ同バンカー内にある状態でも、最初のストロークでできたショット跡を次のプレー前にならすことを認めています。規則13-4の例外に、「ストロークをしたあと、球がまだそのハザード内にある場合は、次のストロークに関して規則13-2(ライの改善、意図するスタンスやスイングの区域の改善等)の違反となるようなことがなければ、プレーヤーはそのハザード内の砂や土をならすことができる」とあるます。ハザード内でショットの後なら、砂をならす行為は「砂の状態のテスト」と認定しないということです。
もちろん手前のバンカーからストロークしたボールが、別のバンカーに入った場合でも、同様の処置になります。
バンカーで一度ストロークを行った後なら、ボールが脱出できても、出来なくても、隣のバンカーに入っても、バンカーのショット後の整地は出来るのです。
但し、例外として許される行為は、バンカー内のショットの後を整地する行為(コースを保護する目的)だけで、ショット練習でクラブが地面に触れることは許されていません。バンカー内でクラブにもたれる行為やクラブを砂に叩きつける行為は、違反となり2打罰です。
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