2019年1月1日から新しいゴルフ規則が施行されます。
新し規則では、パッティンググリーン上の損傷箇所を修復できます。
2018年までの規則では、グリーンのプレー線上にある損傷個所は、ボールマークだけでした。
2019年のルール改正で、人、動物、乗り物などによって作られた損傷箇所は、修復できるようになりました。
例えば、プレー線上のスパイクマークも修理出来るようになりました。
ここからは、2018年まで適用規則になります。
グリーン上でスパイクの跡やひっかき傷をパターでトントンと押さえる人がよくいます。
結構、皆さんやっていますよね。でも、正式には2打罰です。
自分のライン上やグリーンに乗っているいないにかかわらず、
ホールの埋跡とボールマーク以外の損傷はいかなるものも修理することができません。
コンペや正式な競技以外で指摘するのは勇気がいりますが、皆で勉強しましょう。
ホールアウトしてから、皆で修理しましょう。
ゴルフルールコラム(56):パッティンググリーン上のスパイクマークを直す
パッティンググリーン上のスパイクマークを直すことが規則で禁止しているということを知っているプレーヤーは多いでしょう。
しかし、規則ではスパイクマークの修理だけを禁止しているわけではありません。
規則16-1cの原則的な考え方は、パッティンググリーン上の損傷は基本的には修理してはならないことを前提としており、その例外としてホールの埋跡とボールマークの修理を認めています。したがって、ホールの埋跡とボールマーク以外の損傷はいかなるものも修理することができません。
ホールの埋跡とは、古いホール(例えば、前日のホール)を埋めた跡のことです。
ボールマークとは、球の衝撃によってパッティンググリーンにできた損傷のことです。
パッティンググリーン上のホールの埋跡とボールマークの修理は自分の球がパッティンググリーン上にない場合であってもすることができます。
なお、スパイクマークなどのその他の損傷は、そのホールでの以後の自分のプレーの援助となる可能性がない場所にあるものであれば修理することができます。
例えば、自分はすでにホールアウトしていて、他の競技者のプレーにも関係のない場所のスパイクマークなどをコース保護や後続組への配慮のために修復することは認められるのです。その組でまだプレーしている他の競技者の援助となることを目的でスパイクマークなどを修理した場合は規則1-2の違反となる可能性があります。
規則16-1c. ホールの埋跡、ボールマーク、その他損傷の修理
裁定16-1c/4ホール周辺のスパイクマークの修理
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